前回は、魚が生活習慣病を遠ざけてくれる理由について詳しく説明しました。今回は、同じたんぱく質の一種でも魚とは異なるメリットのある「肉」について解説したいと思います。40歳を過ぎると胃酸の分泌量が低下していくこともあり、ミドルエージ世代は少しずつ脂っこい肉ではなく、大豆や魚などの淡泊な食材を好むようになります。しかし、国内で行われた疫学研究において、「元気で100歳を迎えた高齢者は肉を多く食べている」との報告があります。「肉を食べるとコレステロールが上がる」という理由であえて避けている人も少なくないようですが、古い情報を一新することも健康長寿の秘訣(ひけつ)といえるかもしれません。アクティブシニアを目指して食生活を見直してみませんか。

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細川モモ

細川モモ

予防医療コンサルタント/一般社団法人ラブテリ代表理事

ほそかわ・もも 10代で両親が末期がん患者になったことから予防医療に関心をもち、以後7年間、サンフランシスコやニューヨーク、ロンドンに通い続け、大学や学会に定期的に参加。2009年春に、日本で“知るべき知識と得るべき機会を普及することで大衆の健康を守る” Pablic Health を普及させるため、医療・健康・食の専門家によるプロフェッショナルチーム「Luvtelli(ラブテリ) Tokyo&NewYork」を日本とニューヨークで発足させ、大学、病院、企業などと共同で研究、論文発表を続けている。特に先進国の中でも日本が深刻な状況を陥っている低出生体重児と不妊症の予防に力を入れ、「卵巣年齢共同研究プロジェクト」「高崎妊婦栄養研究」などの共同研究を実施してきた。14年には三菱地所と共同で東京・丸の内に「まるのうち保健室」をオープンし、「働き女子1000名白書」をまとめる。自費出版の「Luvtelli 基礎栄養学本」「Baby Book ⅠⅡ」は累計35万部を突破。11~15年、ミス・ユニバース・ジャパン・オフィシャルトレーナーとして株式会社タニタとともに取り組んだ「健康美」指導をまとめた著書「タニタとつくる美人の習慣」(講談社)は7万部を突破した。農林水産省「地域食文化活性マニュアル検討委員会」委員。

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