明日のきれいのつくり方

乳房再建で失った胸と笑顔を取り戻す

山下理絵・湘南藤沢形成外科クリニックR総院長
  • 文字
  • 印刷

日本人の12人に1人がかかる乳がん

 タレントの北斗晶さんが、9月に乳がんの手術をしたと報道されました。同じ日に、私も乳がんの同時再建手術(1次2期的再建=乳がん手術の同日に1回目の再建手術を行うこと)をしていました。生涯に乳がんを患う女性は、国立がん研究センターがん対策情報センターによると12人に1人と言われ、10年以上前と比較すると2〜3倍に増えています。乳がんは、米国では8人に1人が罹患(りかん)、日本でも毎年6万人が新たに罹患し、1999年以降は、女性がかかりやすいがんの1位になっています。

 乳がんの増加は、日本人のライフスタイルや食生活の欧米化が原因だと言われています。ライフスタイルとし…

この記事は有料記事です。

残り2753文字(全文3054文字)

山下理絵

湘南藤沢形成外科クリニックR総院長

やました・りえ 2018年4月から湘南藤沢形成外科クリニックR総院長。外傷や再建、腫瘍など形成外科の診療はもちろんのこと、子供のあざやしみなどのレーザー治療では定評があり、多くの講演や教育を行っている。最近では、幹細胞を用いた乳房再建を行い、ウーマンライフのQOLの向上にも努めている。趣味と実益を兼ねたライフワーク「癒やしと美肌」への探究心は、1泊3日の過激な海外出張へも駆り立てる。信条は「気になるものは、まず自分で試す」。前職は湘南鎌倉総合病院の形成外科・美容外科部長、形成再生医療センター長。湘南藤沢形成外科クリニックR