健康に暮らす10歳若返る歩行術 -インターバル速歩-

寒さに強い人と弱い人の違いとは

能勢博 / 信州大学教授

 今回はそろそろ冬の寒さ対策を、と思われている読者のために、役立つお話をしたいと思います。

 先日、北海道の釧路町村会のお招きで、インターバル速歩の普及活動に行ってきました。実技指導の日は幸い積雪もなく、日差しもまずまずだったのですが、さすが北海道。オホーツク海から吹き寄せる風が強く、本場の冬の到来に思わず体が縮こまりました。それでも、集まっていただいた約80人の方々は、元気いっぱいにインターバル速歩を30分ほど体験し、温まった体に、地元産の搾りたてのおいしい牛乳を振る舞われて、和気あいあいの雰囲気の中、イベントは大いに盛り上がりました。この「運動+牛乳」、以前お話しした暑さ対策に効果があるだけでなく、寒さ対策にも効果があるのです。

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能勢博

能勢博

信州大学教授

のせ・ひろし 1952年生まれ。京都府立医科大学医学部卒業。京都府立医科大学助手、米国イエール大学医学部博士研究員、京都府立医科大学助教授などを経て現在、信州大学学術院医学系教授(疾患予防医科学系専攻・スポーツ医科学講座)。画期的な効果で、これまでのウオーキングの常識を変えたと言われる「インターバル速歩」を提唱。信州大学、松本市、市民が協力する中高年の健康づくり事業「熟年体育大学」などにおいて、約10年間で約6000人以上に運動指導してきた。趣味は登山。長野県の常念岳診療所長などを歴任し、81年には中国・天山山脈の未踏峰・ボゴダ・オーラ峰に医師として同行、自らも登頂した。著書に「いくつになっても自分で歩ける!『筋トレ』ウォーキング」(青春出版社)、「山に登る前に読む本」(講談社)など。

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