病気を知る大人のためのスキンケア講座

ニキビ再発防止にはセルフケアが大切

角田美英 / かくた皮膚科クリニック院長

大人のニキビの治療法【後編】

 近年、効果的なニキビ治療薬の登場により、重症のニキビも3カ月くらいでよくなるケースが多くなりました。治療の効果が得られたら、次の段階として、ニキビの再発を繰り返さないための維持治療、さらにセルフケアが大事になります。

睡眠、ストレス、食べ物にも注意を

 本格的なニキビである赤色丘疹(きゅうしん)や膿疱(のうほう)なども、きちんと治療をすれば3カ月くらいでかなり改善してきます。この段階からは、安定した状態を維持する治療(維持療法)を、10カ月を目安として行います。使用する薬は面皰(めんぽう)の治療薬としても使われるアダパレン(商品名ディフェリン)や過酸化ベンゾイル(商品名ベピオ)が中心です。

 お薬と同時に大事なことは、ライフスタイルの改善です。科学的根拠は明らかではないものの、皮膚科医の間…

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角田美英

角田美英

かくた皮膚科クリニック院長

かくた・みえ 東京都出身。1988年東京医科歯科大卒業。当初は内科医局に入局するが、皮膚科への転身を決意し、92年順天堂大皮膚科学教室入局。先天性表皮水疱症という難病の研究を行う一方、皮膚科全般の研さんを積んだ。美容皮膚科の専門クリニックで一般皮膚科とは異なる体系の技術、知識を学んだ後、09年に開業。特にニキビ治療と育毛治療の経験が豊富で、医師対象のセミナー等で講師を務めることも多い。美容皮膚科については科学的エビデンス(根拠)があり、効果が実証されている方法のみ取り入れている。かくた皮膚科クリニックウェブサイト

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