低湿度は肌乾燥の一因

 冬、多くの人が悩まされる肌の乾燥。その要因の一つに「低湿度」があります。肌に最適な湿度は60~65%と言われていますが、日本の冬の平均湿度は30~50%です。また、地球温暖化の影響か、平均気温が上昇しつつあることで、日本における年平均相対湿度(毎日観測された湿度から算出した1年通じての平均湿度)は長期的に低下傾向にあります。特に都市部では、ビル街の開発や道路のアスファルト舗装、緑地の減少などにより、その傾向が顕著です。東京では12月の平均湿度が1905年の76%から2005年の39%へと100年でほぼ半分になっており、最小湿度が1桁台とサハラ砂漠並みの日も出てきています。日本人にとって、冬場の肌の乾燥がいかに深刻な問題であるかが分かりますね。

 ミドルエイジ世代は単なる皮膚の乾燥にとどまらず、かゆみやひび割れを生じる「皮脂欠乏性湿疹」に至って…

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細川モモ

細川モモ

予防医療コンサルタント/一般社団法人ラブテリ代表理事

ほそかわ・もも 10代で両親が末期がん患者になったことから予防医療に関心をもち、以後7年間、サンフランシスコやニューヨーク、ロンドンに通い続け、大学や学会に定期的に参加。2009年春に、日本で“知るべき知識と得るべき機会を普及することで大衆の健康を守る” Pablic Health を普及させるため、医療・健康・食の専門家によるプロフェッショナルチーム「Luvtelli(ラブテリ) Tokyo&NewYork」を日本とニューヨークで発足させ、大学、病院、企業などと共同で研究、論文発表を続けている。特に先進国の中でも日本が深刻な状況を陥っている低出生体重児と不妊症の予防に力を入れ、「卵巣年齢共同研究プロジェクト」「高崎妊婦栄養研究」などの共同研究を実施してきた。14年には三菱地所と共同で東京・丸の内に「まるのうち保健室」をオープンし、「働き女子1000名白書」をまとめる。自費出版の「Luvtelli 基礎栄養学本」「Baby Book ⅠⅡ」は累計35万部を突破。11~15年、ミス・ユニバース・ジャパン・オフィシャルトレーナーとして株式会社タニタとともに取り組んだ「健康美」指導をまとめた著書「タニタとつくる美人の習慣」(講談社)は7万部を突破した。農林水産省「地域食文化活性マニュアル検討委員会」委員。

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