
推定患者数200万〜300万人といわれる睡眠時無呼吸症候群(SAS)。このSASが高血圧を合併しやすいということをご存じでしょうか。心疾患や突然死などのリスクが大きく高まるのです。
眠っている間に呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群(SAS)。睡眠中に10秒以上の呼吸停止(無呼吸)が一晩に30回以上、あるいは1時間に5回以上あるとSASと診断されます。自覚がないことが多く、パートナーや家族から「いびきをかく」「寝ているときに呼吸が止まる」などと指摘され気づくケースも珍しくありません。
そのほかの症状として、夜中に何度も目が覚める、寝汗をかく、起床時に頭痛がする、日中強い眠気がある、…
この記事は有料記事です。
残り1242文字(全文1538文字)