ケアタウン小平 模索と挑戦の10年【1】
2025年、日本は約3人に1人が65歳以上、約5人に1人が75歳以上という未曽有の超高齢社会を迎えます。医療や介護需要の増加により予測される医療費・介護費の激増、医療サービス・人材の不足などのいわゆる「2025年問題」を解決するため、国は近年「地域包括ケアシステム」の普及を進めています。高齢者が、糖尿病や高血圧症などの慢性疾患、認知症を抱えて介護が必要な状態であっても、医療、介護、住まい、生活支援などのサービスを受け、住み慣れた地域で人生の最期まで暮らし続けられるよう支援するというのがその骨格です。
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