特集・ニュース医療プレミア特集

朝食を抜くと熱中症のリスク高まる

鈴木敬子 / 毎日新聞 医療プレミア編集部

 前編では、熱中症の初期に起こる脱水症を見分けるためのポイントと、熱中症予防のためにはこまめな水分補給と規則正しい食生活が大切であることを述べた。今回は食事からどのくらいの水分を得ることができ、どのような食事を心がけたら良いのか説明する。

旬の野菜や果物が水分補給に効果的

 済生会横浜市東部病院(横浜市鶴見区)の管理栄養士の牛込恵子さんは、「『食べること=水分補給』という意識をもってほしい」と訴える。1日につき体に必要な水分2.5Lのうち約半分は食べ物の水分と食べ物が代謝されることで生まれる「代謝水」から入ってくる。欠食するとその分、脱水症や熱中症の危険が高まる。

 では実際、食べ物にはどのくらいの水分が含まれているのだろうか。まずは主食で見てみよう。牛込さんによ…

この記事は有料記事です。

残り1522文字(全文1855文字)

鈴木敬子

鈴木敬子

毎日新聞 医療プレミア編集部

すずき・けいこ 1984年茨城県生まれ。法政大卒。2007年毎日新聞社入社。岐阜支局、水戸支局、横浜・川崎支局を経て、15年5月からデジタルメディア局。

イチ押しコラム

実践!感染症講義 -命を救う5分の知識-
 知られたくない恋もある

麻疹・風疹防ぐには「私生活公開」よりワクチンで

 2016年夏をほうふつさせるような麻疹の流行が広がっています。日本は15年に世界保健機関(WHO)から「麻疹の排除状態」にあると…

無難に生きる方法論
名古屋大に合格し胴上げされる受験生=名古屋市千種区で2019年3月9日、大西岳彦撮影

不登校の子から医師に届いた「桜咲く」の知らせ

 不登校の子どもの世話をしていると、毎年3月はうれしい知らせが届く。中学や高校で不登校になった子どもたちが何とか学業を維持し、一番…

理由を探る認知症ケア
 

「お風呂には入りません」拒否行動の真の理由は

 ◇デイサービスでお風呂を断るNさん 軽いアルツハイマー型認知症のNさん(80代女性)は、長女一家の隣の家で1人暮らしをしています…

ボストン発 ウェルエイジング実践術
 ファストフードも「超加工食品」の一種だ

大人気だが寿命を縮める?「超加工食品」とは

 「超加工食品」という言葉をご存じでしょうか。大ざっぱにいうと、大量生産されてさまざまな加工が施され、調理しなくても簡単においしく…

超高齢化時代を生きるヒント
 

技量も経験もない「かかりつけ医」という幻想

 「かかりつけ医を持ちましょう」――。こんな言葉を聞いたことがあると思います。厚生労働省や医師会は、かかりつけ医を持つことを推進し…

Dr.米井のアンチエイジング・セルフチェック チャートでわかる、あなたの機能年齢 北海道大学COI×医療プレミア