老化が加速する夏 紫外線以外の光も危険?

 年々、夏の暑さが増しています。小麦色に焼けた肌は確かに美しい。しかし日光浴、日なたぼっこが母子手帳から消えたように、紫外線の有害性は多くの人に知られるようになりました。紫外線については昨年の夏、この連載の第1回「その日焼けで、あなたの細胞は死んでしまいます」でも書きましたが、シミ・シワだけでなく皮膚がんの原因にもなります。そして最近、紫外線以外に、赤外線A波、可視光線などの有害性も重要視されるようになりました。これらの光の特徴は、紫外線より皮膚の深部に到達することです。皆さんが日焼け止めを購入する時、今までは紫外線A(UVA)波の防止効果を示すPA(Protection Grade of UVA)や、主に紫外線B(UVB)波の防止効果を意味するSPF(Sun Protection Factor)の数値を重視していたと思います。おそらく今後は赤外線や可視光線も予防する光線予防目的のスキンケア剤が出てくると思います。まだまだ暑い日が続いています。せめてUVケアだけでも念入りに。

 さて、夏に増える皮膚トラブルのひとつに金属アレルギーがあります。ここ数年、皮膚の状態が悪く、金属ア…

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山下理絵

山下理絵

湘南藤沢形成外科クリニックR総院長

やました・りえ 2018年4月から湘南藤沢形成外科クリニックR総院長。外傷や再建、腫瘍など形成外科の診療はもちろんのこと、子供のあざやしみなどのレーザー治療では定評があり、多くの講演や教育を行っている。最近では、幹細胞を用いた乳房再建を行い、ウーマンライフのQOLの向上にも努めている。趣味と実益を兼ねたライフワーク「癒やしと美肌」への探究心は、1泊3日の過激な海外出張へも駆り立てる。信条は「気になるものは、まず自分で試す」。前職は湘南鎌倉総合病院の形成外科・美容外科部長、形成再生医療センター長。湘南藤沢形成外科クリニックR

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