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衣類を繰り返し整理する母--「助かるわ」ねぎらいの言葉を

認知症予防財団

 79歳の母と82歳の父、それに長女の私の家族(夫、子供2人)の6人暮らしです。母は数年前から認知症で言動の不一致が目立ち、生活そのものは声かけなどで対応していました。週3回デイサービスに行っています。数カ月前から、家にいるときは自分の部屋の押し入れやたんすから衣類を出し、たたんだり、並べたり、積み上げたり、入れたり出したりを繰り返しています。洗濯干し場にある衣類を取り込み、同様な行動をとったり、家族が置いたままの衣類も同様で、着ようとするとなかったりします。父はイライラ、家族はストレスでいっぱいです。=滋賀県、娘(52)

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認知症の予防・治療に関する調査研究および社会的な介護体制づくり、介護家族への支援活動などを行い、豊かで明るい希望に満ちた長寿社会の実現をめざす公益財団法人です。1990年3月28日、毎日新聞創刊120周年記念事業として毎日新聞社が提唱、医学会や医師会、経済団体連合会などの協力を受け、厚生大臣の許可を得て設立されました。公式サイトhttps://www.mainichi.co.jp/ninchishou/