がんや慢性疾患などの患者に対し、生活や経済的な困りごとについて相談をするよう、呼びかける「どうするBOKS」のチラシ
がんや慢性疾患などの患者に対し、生活や経済的な困りごとについて相談をするよう、呼びかける「どうするBOKS」のチラシ

 がんをはじめとするさまざまな病と闘う患者、家族の経済的な困りごとや生活の悩みの相談に、弁護士、税理士、社会保険労務士などの専門家が無料で応じる取り組みが注目を集めている。2015年1月に発足した任意団体「どうするBOKS(ボックス)」の活動で、拠点は大阪市だが、相談は全国から受け付けている。設立者の一人で代表を務める江川浩司さん(41)=大阪市=は「病気を持ちながら生活するために、必要不可欠な情報が届いておらず困っている患者さんが多い。悩まず気軽に相談してほしい」と話している。

この記事は有料記事です。

残り1232文字(全文1474文字)

今なら最大2カ月100円! キャンペーン実施中! 詳しくはこちら

吉永磨美

吉永磨美

毎日新聞 医療プレミア編集部

よしなが・まみ 1972年生まれ。98年に毎日新聞社入社。横浜支局、東京本社地方部、社会部、生活報道部などを経て、2016年4月から現編集部。近年は「おんなのしんぶん」や連載「ガラスの天井」を担当しながら、女性や難聴など見えない障害をテーマに記事を執筆してきた。

イチ押しコラム

旅と病の歴史地図
2013年に史上最高齢の80歳でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さん。帰国し、自身が校長を務める高校の生徒に出迎えられ笑顔を見せる=東京・羽田空港で2013年5月29日、梅村直承撮影

86歳三浦雄一郎さんに学ぶ“若返り旅”の秘訣

 ◇三浦雄一郎さんの挑戦 プロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎さん(86)が南米最高峰のアコンカグア山(標高6959m)の登頂に挑み…

無難に生きる方法論
全国高校サッカー決勝で闘う青森山田と流通経大柏の選手=埼玉スタジアムで2019年1月14日

「スポーツは健康にいい」はどこまで本当か

 一般に、スポーツは健康増進につながると言われている。だがスポーツにもいろいろある。  ある説では、多くの動物の一生の心拍数は20…

超高齢化時代を生きるヒント
ノーベル医学生理学賞受賞が決まり、記者会見する本庶佑・京都大高等研究院特別教授(左から2人目)。オプジーボへの関心も広がった=京都市左京区で2018年10月1日

がん患者の最後の時間を奪う「悪質免疫療法」

 私があるご家族から相談を受けたのは、講演会が終わってすぐのこと。70代と思われるご婦人が声をかけてきて、こう言いました。「息子が…

医をめぐる情景
 

巨人&小人化の幻覚「不思議の国のアリス症候群」

 ◇小説(童話)「不思議の国のアリス」(1865年) 白ウサギの後を追ってとんでもなく深い穴に落ちた少女アリスは、奇妙で不思議な冒…

人類史からひもとく糖質制限食

糖質含むカロリー制限食では糖尿病を防げない?

 福岡県久山町は、福岡市の東に隣接する人口約9000人の町です。九州大大学院のチームが1961年以来、40歳以上の町民を対象に脳卒…

Dr.林のこころと脳と病と健康

演技性パーソナリティー障害のうそが肥大する土壌

 ◇うそつきは病気か【5】 自分を実際よりよく見せるためにうそをつくのは、誰でもある程度までならすることです。ではそういう普通の人…

Dr.米井のアンチエイジング・セルフチェック チャートでわかる、あなたの機能年齢 北海道大学COI×医療プレミア