大人のためのスキンケア講座

じんましんの慢性化を防ぐには

角田美英・かくた皮膚科クリニック院長
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軽く考えてはいけないじんましんの診断と治療法【後編】

 じんましんを繰り返していると慢性化しやすいことなどから、一度でも発症したら適切に治療を受けたほうがよいとされています。具体的な治療法と日常生活の注意点を紹介します。

繰り返すと慢性に移行

 じんましんは症状が消えても、原因となっているヒスタミンはすぐには消失せず、体内に残っています。このため、2週間くらいはじんましんが再度出やすい状態が続きます。また、何度もじんましんを繰り返しているうちに、慢性じんましんに移行しやすくなります。このため症状がおさまっていても治療をすることが大事なのです。

 じんましんの治療は抗ヒスタミン薬を中心としたお薬です。抗ヒスタミン薬は体内で放出されたヒスタミンと…

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角田美英

かくた皮膚科クリニック院長

かくた・みえ 東京都出身。1988年東京医科歯科大卒業。当初は内科医局に入局するが、皮膚科への転身を決意し、92年順天堂大皮膚科学教室入局。先天性表皮水疱症という難病の研究を行う一方、皮膚科全般の研さんを積んだ。美容皮膚科の専門クリニックで一般皮膚科とは異なる体系の技術、知識を学んだ後、09年に開業。特にニキビ治療と育毛治療の経験が豊富で、医師対象のセミナー等で講師を務めることも多い。美容皮膚科については科学的エビデンス(根拠)があり、効果が実証されている方法のみ取り入れている。かくた皮膚科クリニックウェブサイト