奥野敦史撮影
奥野敦史撮影

特集・ニュース連載陣インタビュー

外食で糖質制限は無理?それは言い訳です-江部康二さん

江部康二 / 高雄病院理事長

医療プレミア連載陣インタビュー【14】

 「今話題の」という枕ことばも、もう不要でしょう。スーパー、コンビニからファストフード店まで、街中で見かける「糖質制限食」。最初は糖尿病患者向けの食事法として注目され、「本当にやせられる」ダイエット法として市民権を得ました。アスリートなど厳しく体を律するプロも食生活に取り入れ、今では多くの人の生活スタイルとして定着した感があります。そのパイオニアが高雄病院(京都市)理事長の江部康二さん。経歴から趣味まで、意外な素顔がポンポンと飛び出しました。【聞き手=奥野敦史・医療プレミア編集長】

この記事は有料記事です。

残り3665文字(全文3927文字)

江部康二

江部康二

高雄病院理事長

えべ・こうじ 1950年生まれ。京都大学医学部卒業。京都大学胸部疾患研究所(現京都大学大学院医学研究科呼吸器内科学)などを経て、78年より医局長として一般財団法人高雄病院(京都市)に勤務。2000年理事長に就任。内科医、漢方医。糖尿病治療の研究に取り組み、「糖質制限食」の体系を確立したパイオニア。自身も02年に糖尿病であることが発覚し、実践して糖尿病と肥満を克服する。これまで高雄病院などで3000人を超える症例を通じて、糖尿病や肥満、生活習慣病、アレルギーなどに対する糖質制限食の画期的な治療効果を証明し、数々のベストセラーを上梓している。

イチ押しコラム

実践!感染症講義 -命を救う5分の知識-
HPVワクチンについて議論する県議会を見つめる母親たち

HPVワクチン「推奨派敗訴」と接種の是非は別問題

 ◇理解してから接種する--「ワクチン」の本当の意味と効果【37】 HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンに関連して、国内外の関…

理由を探る認知症ケア
 

「家に帰りたい」は単なる帰宅願望ではなかった!?

 ◇「家に帰りたい」と言い続けるB子さん 最愛の夫を亡くしたことをきっかけに、認知症による混乱が増えてしまったB子さん。子どもたち…

ボストン発 ウェルエイジング実践術
玄米ごはん定食。論文によると、日本の食事で、死亡に影響している問題点は、1位が塩分過剰、2位は全粒穀物(玄米など)の不足だった

年1100万人を死なせる世界「不健康な食事」ランク

 全世界で年間1100万人、成人してから亡くなる人の5人に1人が、不健康な食事が原因で亡くなっている。喫煙や高血圧による死者より多…

無難に生きる方法論
 

「うつ病に効果あるかも」お笑いと健康の関係は

 明るく楽しく過ごすことが健康につながり、がんや高血圧、糖尿病の治療に良い効果があることはよく知られている。例えばがんと診断され、…

超高齢化時代を生きるヒント
東京都福生市の公立福生病院=2019年3月8日、本社ヘリから

「命は誰のものか」を深く問いかける透析中止問題

 人工透析を受けていた44歳の女性患者が、東京都福生市の公立福生病院の医師に透析中止の選択肢を示され、中止を選んだ後、死に至りまし…

Dr.米井のアンチエイジング・セルフチェック チャートでわかる、あなたの機能年齢 北海道大学COI×医療プレミア