病気を知るDr.堀江重郎の健康羅針盤

「キス」ホルモンで生まれる人の絆

堀江重郎 / 順天堂大学教授

ロボットとの会話で「絆」は感じられる?

 ロボットPepper君が、病院や公共の場所の案内など多くの場所で見られるようになってきました。ソフトウエアの開発が進み、当意即妙の応答もヒトの会話以上に幅広く、また感情も表現できるロボットも登場し、社会の中に自然に溶け込んでいます。Pepperは反復動作をしても疲れないので、同じ内容の説明を多くの人に行うといった作業の現場で威力を発揮しています。医学的には、たとえば認知症ケアの現場でも根気よく、認知症の方と会話を継続できます。過去の記憶を想起する、回想することも認知症の治療の一環ですが、むしろヒトの職員よりもPepperは飽きず、疲れずに、作業を支援できるといった報告もあります。

 さて、社会の中で私たちが行っている「やり取り」の多くは、Pepper君「のようなもの」で間に合って…

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堀江重郎

堀江重郎

順天堂大学教授

ほりえ・しげお 順天堂大学大学院教授、泌尿器科医。1960年生まれ。東京大学医学部卒業。日米で医師免許を取得し、国立がんセンター中央病院などを経て、42歳で帝京大学医学部主任教授に就任。日本初の男性外来であるメンズヘルス外来を開設。2012年より現職。手術ロボット・ダヴィンチを駆使した前立腺、腎臓手術のトップランナーであると同時に、アンチエイジングと男性医学、腎臓学の研究に没頭している。中高年男性をハツラツとさせるのが生きがい。日本メンズヘルス医学会理事長、日本抗加齢医学会副理事長。著書に「ヤル気がでる!最強の男性医療」(文春新書)、「男性の病気の手術と治療」(かまくら春秋社)ほか。

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