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身近な鳥が感染源 死にも至るオウム病

藤野基文 / 毎日新聞 医療プレミア編集部

 鳥から感染する「オウム病」にかかり、2人の妊産婦が死亡していたことが4月に明らかになった。オウム病による妊産婦の死亡報告は国内初だ。感染経路などの詳細は不明だが、妊産婦やその家族の中には不安を感じている人もいるようだ。オウム病とはどのような病気で、予防には何に注意したら良いのだろう。

熱やせき 病原菌は「クラミジア・シッタシ」

 オウム病は「クラミジア・シッタシ」(以下「C.シッタシ」)という細菌による感染症だ。C.シッタシは乾燥に強く、環境中で長期間、感染力を保つことが知られている。感染している鳥のフンなどに混じってC.シッタシが排出され、それが乾いて粉じんとなったものをヒトが吸い込むことで感染する。

 1~2週間の潜伏期間の後、急な発熱とせきで発症し、頭痛や筋肉痛を伴う。頑固なせき、粘ついたたんが出…

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藤野基文

藤野基文

毎日新聞 医療プレミア編集部

ふじの・もとふみ 1977年生まれ。2004年に毎日新聞社入社。甲府支局などを経て、10年から東京本社科学環境部で、医療・医学、環境省、ノーベル賞などを担当。医療・医学分野では、臓器移植、感染症、脳神経科学、再生医療などを取材した。17年4月からデジタルメディア局医療プレミア編集部。

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