病気を知る髪の健康相談室

円形脱毛症再発 心のケアが必要な場合も

齊藤典充 / 横浜労災病院皮膚科部長

意外に知られていない円形脱毛症の真実【5】

 円形脱毛症は、一度、脱毛が止まって回復しても再発しやすい病気です。治療から約1年が経過すると、かなり症状が落ち着いてくる人が多いのですが、早い人は治療から数カ月で再び毛が抜け始めます。また再発の時期は人によってさまざまで、1年たってその間に再発しなかったから絶対大丈夫、とも言い切れません。脱毛の範囲も人によって異なり、初発と再発でも変わります。最初の発症時は一つだけの単発型だったのが、再発後は範囲が広がってしまう人もいれば、逆に範囲が狭くなる人もいます。再発には、これといった「決まり」がないというのが実情です。

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齊藤典充

齊藤典充

横浜労災病院皮膚科部長

さいとう・のりみつ 1993年北里大学卒業、同大学皮膚科に入局。98~2000年米国カリフォルニア大学サンディエゴ校留学。国立横浜病院(現:国立病院機構横浜医療センター)皮膚科、北里大学皮膚科助手、講師、国立病院機構横浜医療センター皮膚科部長などを経て14年4月から現職。専門は脱毛症、血管炎、血行障害。日本皮膚科学会の脱毛症に関する診療ガイドラインの作成に携わるなど、長年、診療の第一線で脱毛治療・研究の分野をリードしている。

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