病気を知る明日のきれいのつくり方

まぶたが垂れる「眼瞼下垂」保険が利く治療とは

山下理絵 / 湘南藤沢形成外科クリニックR総院長

 ある日の初診患者さんは18歳の女性とその母親でした。女性は私のもとを訪れる前に、二重まぶたにしたくて美容クリニックを1人で受診し、カウンセリングを受けてきたそうです。宣伝されている手術費が「3万円程度」だったので、高くても5万円以内だと思っていたようです。カウンセリングでは二重にするための「埋没法」の術式の説明、そして費用も提示されました。その金額は「90万円だが、今回は30万円でよい」と言われたようです。3分の1に値引き(!)されたとはいえ、さすがに10代の女性が支払うことは難しかったのでしょう。ローンが組めますとも言われたようですが、一度持ち帰り母親にお金を出してほしいと相談。母親はその金額に驚き、元々私の患者さんであったことから娘を連れてセカンドオピニオンで受診しました。

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山下理絵

山下理絵

湘南藤沢形成外科クリニックR総院長

やました・りえ 2018年4月から湘南藤沢形成外科クリニックR総院長。外傷や再建、腫瘍など形成外科の診療はもちろんのこと、子供のあざやしみなどのレーザー治療では定評があり、多くの講演や教育を行っている。最近では、幹細胞を用いた乳房再建を行い、ウーマンライフのQOLの向上にも努めている。趣味と実益を兼ねたライフワーク「癒やしと美肌」への探究心は、1泊3日の過激な海外出張へも駆り立てる。信条は「気になるものは、まず自分で試す」。前職は湘南鎌倉総合病院の形成外科・美容外科部長、形成再生医療センター長。湘南藤沢形成外科クリニックR

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