病気を知るがんをあきらめない 難敵に挑む医師・患者・家族

怖いスキルス胃がんは治るようになった?!

福島安紀 / 医療ライター

 進行が早く怖いがんとして知られるスキルス胃がん。1993年に亡くなったフリーアナウンサーの逸見政孝さんが闘病中、その病名がよく知られるようになりました。胃がんの1割がスキルスがんだといわれます。一般の胃がんとどう違い、治るようになってきているのでしょうか。慶應義塾大学医学部腫瘍センター専任講師で、スキルス胃がんや食道がんなどの薬物療法を行う浜本康夫さんに聞きました。

この記事は有料記事です。

残り2770文字(全文2955文字)

福島安紀

福島安紀

医療ライター

ふくしま・あき 1967年生まれ。90年立教大学法学部卒。医療系出版社、サンデー毎日専属記者を経てフリーランスに。医療・介護問題を中心に取材・執筆活動を行う。著書に「病院がまるごとやさしくわかる本」(秀和システム)、「病気でムダなお金を使わない本」(WAVE出版)など。興味のあるテーマは、がん医療、当事者活動、医療費、認知症、心臓病、脳疾患。

イチ押しコラム

無難に生きる方法論

季節の変わり目の「めまい、耳鳴り」は気象病かも

 秋が深まり、冬の寒さに切り替わる11月は寒暖の差が大きく、体調を崩す人が多い。寒暖の差が大きいと自律神経が乱れ、めまいや耳鳴り、…

人類史からひもとく糖質制限食

糖質含むカロリー制限食では糖尿病を防げない?

 福岡県久山町は、福岡市の東に隣接する人口約9000人の町です。九州大大学院のチームが1961年以来、40歳以上の町民を対象に脳卒…

旅と病の歴史地図

「海外出張183日」高裁が過労死を認めた理由

 ◇首相の外遊は過重労働? 政治家の海外出張を「外遊」と呼びます。その字を見ると遊びのようにとられますが、この「遊」は「旅」を意味…

超高齢化時代を生きるヒント

「痛みと医療費」二重に苦しむ若年がん患者たち

 高齢化社会をどう生きるか、高齢化社会を支える仕組みが今後どうなるのか--本連載はこれらを中心にお伝えしていますが、若い人から「高…

医をめぐる情景
ドクターヘリで搬送され、救命救急センターに移される負傷者=ドラマのロケ地でもある千葉県印西市の日本医科大千葉北総病院で

障害があっても強く生きる患者と、勇気もらう医師

 ◇ドラマ「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」第3シーズン(2017年) 事故で突然、大切な身体機能を失うことがある。不意に…

Dr.林のこころと脳と病と健康

演技性パーソナリティー障害のうそが肥大する土壌

 ◇うそつきは病気か【5】 自分を実際よりよく見せるためにうそをつくのは、誰でもある程度までならすることです。ではそういう普通の人…

Dr.米井のアンチエイジング・セルフチェック チャートでわかる、あなたの機能年齢 北海道大学COI×医療プレミア