病気を知るDr.林のこころと脳と病と健康

「自分は違う」は要注意…アルコール依存症

林公一 / 精神科医

「やめられない」の先にある破滅 依存症【5】

 たった4問ですので、お答えになってみてください。どれも「はい」か「いいえ」の単純な答えです。まず第1問です。

 「飲酒量を減らさなければならないと感じたことがありますか?」

 続いて第2問です。

 「人から自分の飲酒を非難されて気にさわったことがありますか?」

 そして第3問。

 「自分の飲酒について、悪いとか申し訳ないと感じたことがありますか?」

この記事は有料記事です。

残り2386文字(全文2579文字)

今なら最大2カ月100円! キャンペーン実施中! 詳しくはこちら

林公一

林公一

精神科医

はやし・きみかず 精神科医、医学博士。著書に「統合失調症という事実」「擬態うつ病/新型うつ病」「名作マンガで精神医学」「虚言癖、嘘つきは病気か」など。ウェブサイト「Dr.林のこころと脳の相談室」は、読者からの質問に林医師が事実を回答するもので、明るい事実・暗い事実・希望の持てる事実・希望の持てない事実を問わず、直截に回答するスタイルを、約20年にわたり継続中。

イチ押しコラム

旅と病の歴史地図
2013年に史上最高齢の80歳でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さん。帰国し、自身が校長を務める高校の生徒に出迎えられ笑顔を見せる=東京・羽田空港で2013年5月29日、梅村直承撮影

86歳三浦雄一郎さんに学ぶ“若返り旅”の秘訣

 ◇三浦雄一郎さんの挑戦 プロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎さん(86)が南米最高峰のアコンカグア山(標高6959m)の登頂に挑み…

無難に生きる方法論
全国高校サッカー決勝で闘う青森山田と流通経大柏の選手=埼玉スタジアムで2019年1月14日

「スポーツは健康にいい」はどこまで本当か

 一般に、スポーツは健康増進につながると言われている。だがスポーツにもいろいろある。  ある説では、多くの動物の一生の心拍数は20…

超高齢化時代を生きるヒント
ノーベル医学生理学賞受賞が決まり、記者会見する本庶佑・京都大高等研究院特別教授(左から2人目)。オプジーボへの関心も広がった=京都市左京区で2018年10月1日

がん患者の最後の時間を奪う「悪質免疫療法」

 私があるご家族から相談を受けたのは、講演会が終わってすぐのこと。70代と思われるご婦人が声をかけてきて、こう言いました。「息子が…

医をめぐる情景
 

巨人&小人化の幻覚「不思議の国のアリス症候群」

 ◇小説(童話)「不思議の国のアリス」(1865年) 白ウサギの後を追ってとんでもなく深い穴に落ちた少女アリスは、奇妙で不思議な冒…

人類史からひもとく糖質制限食

糖質含むカロリー制限食では糖尿病を防げない?

 福岡県久山町は、福岡市の東に隣接する人口約9000人の町です。九州大大学院のチームが1961年以来、40歳以上の町民を対象に脳卒…

Dr.林のこころと脳と病と健康

演技性パーソナリティー障害のうそが肥大する土壌

 ◇うそつきは病気か【5】 自分を実際よりよく見せるためにうそをつくのは、誰でもある程度までならすることです。ではそういう普通の人…

Dr.米井のアンチエイジング・セルフチェック チャートでわかる、あなたの機能年齢 北海道大学COI×医療プレミア