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慢性腎臓病を治療できる可能性があるMuse細胞とは

 iPS細胞(人工多能性幹細胞)やES細胞(胚性幹細胞)による再生医療の研究が進められていますが、第3の多能性幹細胞といわれるMuse(ミューズ)細胞にも注目が集まっています。2017年7月、東北大学の研究グループが、Muse細胞の点滴投与によって、慢性腎臓病を治療できる可能性があると発表しました。

 再生医療とは、ケガや病気などで低下あるいは喪失した体の機能を、別の細胞や組織を使って回復させることをいいます。いろいろな方法がありますが、そのひとつに「幹細胞」を用いて修復が必要な組織や臓器を再生し、移植するものがあります。幹細胞はさまざまな細胞に分化する能力をもつため、万能細胞とも呼ばれます。

 代表的なものは、iPS細胞やES細胞を使った再生医療でしょう。iPS細胞とは、ヒトの皮膚などから細…

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