「100歳目指して人生バンザイ」と手を上げる認知症カフェの参加者=福岡県大牟田市で2018年2月1日
「100歳目指して人生バンザイ」と手を上げる認知症カフェの参加者=福岡県大牟田市で2018年2月1日

医療プレミア理由を探る認知症ケア

認知症ケアの基本は「不快な時間を減らす」こと

ペホス / 認知症ケア・コミュニケーション講師

 人はこの世に生まれてからこの世を去るまで、“快”な時間と“不快”な時間の波間をずっと漂い続けます。

 “快”な時間とは、うれしい、楽しい、おいしいといったプラスの感覚・感情を持つ時間のこと。“不快”な時間とは、つらい、悲しい、腹立たしいといったマイナスの感覚・感情を持つ時間のことを言います。

 子どもが大学受験に合格したと聞けばうれしいし、不合格だったと聞けば残念な気持ちになります。仕事で取引先のお客に感謝してもらえるとやりがいを感じますし、逆にお客を怒らせてしまったら後悔を引きずることもあるでしょう。

 これは「認知症」があってもなくても人に共通すること。“快/不快”の感覚や感情の浮き沈みは人間の自然…

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ペホス

ペホス

認知症ケア・コミュニケーション講師

ペ・ホス(裵鎬洙) 1973年生まれ、兵庫県在住。大学卒業後、訪問入浴サービスを手がける民間会社に入社。その後、居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、訪問看護、訪問リハビリ、通所リハビリ、訪問介護、介護老人保健施設などで相談業務に従事。コミュニケーショントレーニングネットワーク(CTN)にて、コーチングやコミュニケーションの各種トレーニングに参加し、かかわる人の内面の「あり方」が、“人”や“場”に与える影響の大きさを実感。それらの経験を元に現在、「認知症ケア・コミュニケーション講師」「認知症ケア・スーパーバイザー」として、介護に携わるさまざまな立場の人に、知識や技術だけでなく「あり方」の大切さの発見を促す研修やコーチングセッションを提供している。著書に「理由を探る認知症ケア 関わり方が180度変わる本」。介護福祉士、介護支援専門員、主任介護支援専門員。アプロクリエイト代表。

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