実践!感染症講義 -命を救う5分の知識-

原因はリケッチアと判明も…やはり不可解なQ熱

谷口恭・太融寺町谷口医院院長
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知っていますか? 意外に多い動物からうつる病気【14】

 地下鉄サリン事件が起こったのは1995年3月20日。私が約4年間働いた会社を退職し、医学部の受験勉強を始めて2カ月が経過した頃でした。今でこそ、オウム真理教が主犯であることを疑う人はいませんが、事件発生直後は、犯人はオウム真理教でないと主張していたのは信者だけではありませんでした。知識人の中にも「オウムの仕業ではない」と考える人がいたのです。

 事件の数日後、教祖の麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚のビデオがテレビで放映されました。そのなかで…

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谷口恭

太融寺町谷口医院院長

たにぐち・やすし 1968年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。91年関西学院大学社会学部卒業。4年間の商社勤務を経た後、大阪市立大学医学部入学。研修医を終了後、タイ国のエイズホスピスで医療ボランティアに従事。同ホスピスでボランティア医師として活躍していた欧米の総合診療医(プライマリ・ケア医)に影響を受け、帰国後大阪市立大学医学部総合診療センターに所属。その後現職。大阪市立大学医学部附属病院総合診療センター非常勤講師、主にタイ国のエイズ孤児やエイズ患者を支援するNPO法人GINA(ジーナ)代表も務める。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。日本医師会認定産業医。労働衛生コンサルタント。主な書籍に、「今そこにあるタイのエイズ日本のエイズ」(文芸社)、「偏差値40からの医学部再受験」(エール出版社)、「医学部六年間の真実」(エール出版社)など。太融寺町谷口医院ウェブサイト