病気を知る明日のきれいのつくり方

年齢とともにさびる体 抗酸化の食べ物で防御を

山下理絵 / 湘南藤沢形成外科クリニックR総院長

 世間をにぎわしたアメフットの悪質タックル事件は衝撃的でした。私は学生時代、バスケットボールをしていました。体育学部ではないので、コートでできる練習は週2回です。大学時代はコーチも監督もいませんでしたが、バスケが好きで、少しでもうまくなりたくて、試合に勝つために練習をしていました。命じられてタックルをさせられた選手は会見で「好きだったフットボールがあまり好きではなくなってしまった」と話していました。自分が好きでがんばってきたものを嫌いになるなんて、とても悲しいことです。62歳の指導者に対しては、誰もが怒りを感じていることと思います。トップに立つものは常に人の声を聞き、特に自己の意見と反する声を考える必要があります。権力を持った人の悪い典型例なのでしょう。前回「更年期」のお話でふれたように、「男性更年期」になるとイライラとし攻撃的になり、ますます他人の声が聞こえなくなることも多いようです。

 ところで、「記憶にない、言ってない」と言う皆さんは、黒塗りの車に乗って病院に逃れますね。でも、病院…

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山下理絵

山下理絵

湘南藤沢形成外科クリニックR総院長

やました・りえ 2018年4月から湘南藤沢形成外科クリニックR総院長。外傷や再建、腫瘍など形成外科の診療はもちろんのこと、子供のあざやしみなどのレーザー治療では定評があり、多くの講演や教育を行っている。最近では、幹細胞を用いた乳房再建を行い、ウーマンライフのQOLの向上にも努めている。趣味と実益を兼ねたライフワーク「癒やしと美肌」への探究心は、1泊3日の過激な海外出張へも駆り立てる。信条は「気になるものは、まず自分で試す」。前職は湘南鎌倉総合病院の形成外科・美容外科部長、形成再生医療センター長。湘南藤沢形成外科クリニックR

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