Dr.林のこころと脳と病と健康

演技性パーソナリティー障害のうそが肥大する土壌

林公一・精神科医
  • 文字
  • 印刷

うそつきは病気か【5】

 自分を実際よりよく見せるためにうそをつくのは、誰でもある程度までならすることです。ではそういう普通の人と、前回ご紹介したような、病的とも言えるほどうそをつくパーソナリティー障害の人はどこが違うのでしょうか。生まれつき何か違うのか、それとも育った環境の影響なのか--。この問いへの答えのヒントになる、高2女子の貴重な告白をご紹介しましょう。

この記事は有料記事です。

残り2376文字(全文2557文字)

林公一

精神科医

はやし・きみかず 精神科医、医学博士。著書に「統合失調症という事実」「擬態うつ病/新型うつ病」「名作マンガで精神医学」「虚言癖、嘘つきは病気か」など。ウェブサイト「Dr.林のこころと脳の相談室」は、読者からの質問に林医師が事実を回答するもので、明るい事実・暗い事実・希望の持てる事実・希望の持てない事実を問わず、直截に回答するスタイルを、約20年にわたり継続中。