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親ががんになったとき、子どもにどう伝える?

 がんは日本人の2人に1人がかかり、がんの親をもつ18歳未満の子どもは約8万7000人いるとの推計も。がんになったときは、隠さずに事実を伝えた方が子どもの気持ちに寄り添いやすくなります。子どもの年齢に応じた伝え方や親・家族ができることについて理解しておきましょう。

できるだけオープンなコミュニケーションを

 がんは日本人の死亡原因の第1位を占める病気ですが、早期に発見されれば9割以上が治る時代となり、治療中の親と一緒に暮らしている子どもたちも少なくありません。国立がん研究センターの推計によると、がんの親をもつ18歳未満の子どもの平均年齢は11.2歳。がんであることを隠そうとしても、子どもは親が何かを隠していることを察し、「自分を嫌いになったのでは」と思い込んでしまうことも。また、薬の副作用で髪の毛が抜けるといった親の外見上の変化や、家事を他の人が担うといった日常生活の変化に戸惑う子どももいます。そのため、親ががんになったら、早い段階で子どもに伝えることが望ましいと考えられています。家族の一員として何ができるかを見つけることは、子ども自身の心の回復や成長につながります。また、子どものそのような姿を見ることが、親の支えにもなるのです。

 ただし、がんであることを子どもに知らせるかどうかは、親自身が納得したうえで決断することが重要です。…

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