医療プレミア百寿者に学ぶ バランス健康術!

鉄板ストレス対策は「休養・筋トレ・有酸素運動」

米井嘉一 / 同志社大学教授

老化を促進する危険因子【6】

 現代人は毎日がストレスとの闘いです。仕事、勉強、人間関係、いやなことすべてが体にとってストレスです。自分が好きなことであっても、やりすぎるとストレスになるので注意が必要です。今回は身近なストレス対策を伝授します。

 ストレス対策は大きく分けると(1)負荷ストレスを減らす(2)ストレスに強い体を作る--の二つ。ストレスホルモンのバランスから考えると、(1)はストレスホルモン(コルチゾル)を減らすことであり、(2)は、自分の抗ストレスホルモン(DHEA)の分泌を促すことです。

 普段からストレス過剰な人は「負荷ストレスを減らす」ことを実践しましょう。自分がストレスに弱いという…

この記事は有料記事です。

残り1812文字(全文2114文字)

米井嘉一

米井嘉一

同志社大学教授

よねい・よしかず 1958年東京生まれ。慶応義塾大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科内科学専攻博士課程修了後、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校留学。89年に帰国し、日本鋼管病院(川崎市)内科、人間ドック脳ドック室部長などを歴任。2005年、日本初の抗加齢医学の研究講座、同志社大学アンチエイジングリサーチセンター教授に就任。08年から同大学大学院生命医科学研究科教授を兼任。日本抗加齢医学会理事、日本人間ドック学会評議員。医師として患者さんに「歳ですから仕方がないですね」という言葉を口にしたくない、という思いから、老化のメカニズムとその診断・治療法の研究を始める。現在は抗加齢医学研究の第一人者として、研究活動に従事しながら、研究成果を世界に発信している。最近の研究テーマは老化の危険因子と糖化ストレス。

イチ押しコラム

人類史からひもとく糖質制限食

「果物の糖質」が私たちの健康に与える影響は

 多くの人は、果物を「健康的で積極的に取った方がいい食べ物」と信じています。しかし、動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版(日…

超高齢化時代を生きるヒント

「痛みと医療費」二重に苦しむ若年がん患者たち

 高齢化社会をどう生きるか、高齢化社会を支える仕組みが今後どうなるのか--本連載はこれらを中心にお伝えしていますが、若い人から「高…

無難に生きる方法論
2歳児を発見した時の様子を語る尾畠春夫さん=山口県周防大島町で2018年8月15日、古賀亮至撮影

コーヒーが作る「健康と友人と豊かな人生」

 最近、コーヒーと健康の関連を示す研究をよく目にする。1日にコーヒーを〇杯飲むのが健康的だ、という話題も多い。コーヒー業界にとって…

医をめぐる情景
ドクターヘリで搬送され、救命救急センターに移される負傷者=ドラマのロケ地でもある千葉県印西市の日本医科大千葉北総病院で

障害があっても強く生きる患者と、勇気もらう医師

 ◇ドラマ「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」第3シーズン(2017年) 事故で突然、大切な身体機能を失うことがある。不意に…

旅と病の歴史地図
海外に向かう人たちで混雑する国際線の出発カウンター=愛知県常滑市の中部国際空港で2018年8月10日、大西岳彦撮影

飛行機内と空港 感染症リスクが高いのはどちら?

 ◇韓国で3年ぶりにMERS患者が発生 韓国の保健当局は9月8日、中東クウェートから帰国した61歳の韓国人ビジネスマンが中東呼吸器…

Dr.林のこころと脳と病と健康

演技性パーソナリティー障害のうそが肥大する土壌

 ◇うそつきは病気か【5】 自分を実際よりよく見せるためにうそをつくのは、誰でもある程度までならすることです。ではそういう普通の人…

Dr.米井のアンチエイジング・セルフチェック チャートでわかる、あなたの機能年齢 北海道大学COI×医療プレミア