骨粗しょう症の人が増えている。「骨粗鬆(そしょう)症の予防と治療ガイドライン2015年版」によると、骨粗しょう症の患者数は全国で1280万人と推計され、その約8割にあたる980万人が女性だ。進行すると背中の骨が知らないうちに折れたり、脚の付け根が折れて寝たきりになったりするが、女性の場合、早い人なら40代後半か50代で骨粗しょう症を発症する。将来、骨折で介護が必要にならないためにはどうしたらいいのか。日本骨粗鬆症学会前理事長で、そうえん整形外科・骨粗しょう症・リウマチクリニック院長の宗円聡(そうえん・さとし)さんに聞いた。
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