レギュラー 「はじめの一歩」船田元

民主主義を正しく機能させるには

    船田元氏=佐々木順一撮影
    船田元氏=佐々木順一撮影

     先の通常国会終盤、参院議員定数を6増する公職選挙法改正案が突然提出された。1票の格差を3倍未満にとどめることと、合区により選出されない県から議員を出すことが狙いである。合区解消のための憲法改正案は自民党として準備したものの、審議すら行われず忸怩(じくじ)たる思いである。しかし消費税率アップを来年秋に控え、自ら身を切るどころか党利党略と受け止められる法案には、どうしても賛成できなかった。

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    プロフィール

    船田元

    船田元

    自民党憲法改正推進本部長代行

    1953年生まれ。79年衆院初当選。自民党青年局長、経済企画庁長官、党憲法調査会長などを務めた。92年に経済企画庁長官として入閣した際は39歳で、当時戦後最年少だった。衆院栃木1区、当選12回。憲法問題では与野党を超えて信頼される。