レギュラー 逢坂誠二の「耕雲種月」

米国の制限下にある日本 真の独立国ではない

    逢坂誠二氏=長谷川直亮撮影
    逢坂誠二氏=長谷川直亮撮影

     昨年12月20日、ロシアのプーチン大統領はモスクワで年末恒例の記者会見を行った。この会見でプーチン大統領はロシアが北方領土を日本に返還した場合、北方領土に米軍基地が置かれる可能性について、「日本の決定権に疑問がある」と述べ、「日本が決められるのか、日本がこの問題でどの程度主権を持っているのか分からない」と指摘した。日本の決定権を疑う例として「知事が基地拡大に反対しているが、何もできない。人々が撤去を求めているのに、基地は強化される。みなが反対しているのに計画が進んでいる」と沖縄の米軍基地問題を挙げた。

     このプーチン大統領の日本の主権に関する指摘は極めて重く、日本の現実を鋭く突いている。

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    プロフィール

    逢坂誠二

    逢坂誠二

    立憲民主党政調会長

    1959年生まれ。北海道ニセコ町長を経て、2005年衆院初当選。総務政務官、首相補佐官などを歴任。衆院北海道8区、当選4回。立憲民主党。ニセコ町長時代に全国初の自治基本条例となった「ニセコ町まちづくり基本条例」を制定。地方自治のエキスパートとして知られる。