【ソウル西脇真一】聯合ニュースは5日、韓国政府が今月17日に決定する2020年までの温室効果ガスの削減目標(中期目標)について、05年比4%削減とする案が最有力だと報じた。正式決定されれば、排出削減義務を負っていない国の中で、基準年と比較しての総量の削減目標を示すのは韓国が初。交渉が続くポスト京都の枠組みに影響を与えそうだ。
青瓦台(大統領府)関係者の話として報じた。青瓦台では5日、大統領直属の「グリーン成長委員会」が開かれ、李明博(イミョンバク)大統領に削減目標として「05年比4%削減案」と、05年の量に抑える「凍結案」を提示した。
韓国でも経済活動への影響を懸念し、削減目標設定を警戒する声も出ているが、李大統領は3日の閣議で「産業界の意見をよく取りまとめるように」と指示する一方「削減目標を高くするのが望ましい」と述べたという。
毎日新聞 2009年11月6日 東京夕刊