小児(6カ月~12歳)を対象にした新型インフルエンザワクチンの臨床試験が30日、全国8カ所の国立病院機構の病院で始まった。対象は募集に応じた計360人で、11月末までに国産ワクチンを2回接種し、有効性と安全性を確認。約半数には季節性のワクチンも同時接種し、効果などを調べる。
60人が対象になっている東京都内の病院でも、父親に連れられた7歳と3歳の兄弟から臨床試験をスタート。泣き叫ぶ2人を、父親や看護師がなだめ、医師が注射した。
13歳未満の接種回数は薬事法の承認で2回と決まっており、厚生労働省は「現時点で変更の考えはない」としている。【馬場直子】
毎日新聞 2009年10月30日 東京夕刊