ハンセン病療養所が開設され今年で100年の節目を迎えたことを受け、全国ハンセン病療養所入所者協議会(全療協)は17日午後6時、東京都千代田区九段南1の九段会館でシンポジウム「ハンセン病隔離の100年を問う」を開く。
ハンセン病患者への強制隔離政策を定めた最初の法律「癩(らい)予防ニ関スル件」が1907年に制定され、その2年後、現在の松丘保養園(青森県)や多磨全生園(東京都)など5園の前身施設が開設され、患者収容が始まった。
シンポでは、かつて全国各地で患者を療養所に強制隔離する「無らい県運動」が官民挙げて行われたことなどを元患者らが証言。日本国憲法下で、なぜ96年のらい予防法廃止まで隔離が続けられてきたのかを改めて参加者に考えてもらう。無料。問い合わせは全療協(042・396・2052)へ。
毎日新聞 2009年11月16日 東京夕刊