「えらぼーと」は、有権者が毎日新聞の全立候補者アンケートと同じ設問に答えると、各政党候補者の回答とどれだけ近いかが「一致度」という指数で示される仕組みだ。設問は格差問題、憲法、教育、消費税、年金など参院選の争点を網羅した。
7月6日のサービス開始から投票日の29日までの利用者は約37万2000人で、1日平均約1万5500人がアクセスした。パソコンからの利用が約35万5000人で、携帯電話からは約1万7000人と全体の5%にとどまる。男女別では男性が70%を占め、年齢では▽10代以下4%▽20代30%▽30代34%▽40代15%▽50代7%▽60代2%▽70代以上1%――と、30代以下が約7割を占めた。
利用者と参院選当選者の回答を比較すると「選挙の最大の争点は何か」は共に年金・医療制度改革がトップだが、利用者は34%と全体の3分の1だったのに対し、当選者は倍の68%に上る。利用者で3位の政治とカネ(12%)は、当選者はわずか1%と大きく食い違う。政治家が年金問題に関心を奪われ、他の争点への目配りが不足していたことを感じさせる。