2009衆院選毎日ボートマッチ特集

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(9)監修委員3氏座談会(その2)有権者は何をヒントに選択すべき?(1/3ページ)

曽根泰教・慶応大教授
曽根泰教・慶応大教授

 --民主党のマニフェストをどう評価しますか。

 松本 現実路線という感じはするが、いろいろな方面への目配りを重視しすぎている。各種の手当も、誰でも何かしらの恩恵を受けられるよう幅を広げすぎている。その点が気になる。

 曽根 民主党の一番の弱点は財源だ。前回の参院選では「特別会計を含めて220兆円あるから20兆円ぐらい削れる」と具体性に乏しかった。今回は実体的に工夫しているが、すべての人が納得するものに至っていない。

 片山 官僚に対し政治家がリードすることを明確に打ち出しているのが民主党の特徴だ。今の日本には経済活力がないとか、国民の暮らしが不安だとか、いろいろな病理現象がある。そのすべてが、実は官僚制の退廃とか腐敗につながっている。民主党が気の毒なのは、政権の外にいるから財政の実態を分かっていない。実は自民党も同じ。官僚の秘密主義により、政治家は財政の実態を分かっていない。官僚改革をすることでその実態が分かり、そこから無駄なものの仕分けができるようになる。

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2009年8月12日

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