2009年11月7日 4時4分 更新:11月7日 13時3分
広島県北広島町東八幡原の臥龍山(がりゅうざん)(標高1223メートル)山頂付近で女性の頭部が見つかった事件で、島根県警は7日未明に記者会見し、頭部は先月26日から行方不明になっていた島根県立大総合政策学部1年、平岡都(みやこ)さん(19)=島根県浜田市原井町=と確認されたと発表した。広島県警が行ったDNA型鑑定で断定した。島根・広島両県警は、頭部を切断して放置した死体遺棄・損壊容疑事件として合同捜査本部を島根県警浜田署に設置。両県警は7日、遺体発見現場付近などで遺留品などの発見に向けて大規模な捜索を再開した。
身元確認を受け、香川県坂出市に住む平岡さんの両親、旦(あきら)さんと美由紀さんは7日朝、遺体が安置されている広島市西区の広島県警広島西署を訪れた。両親は両県警を通じ、「娘が無事に帰ってくることを信じておりましたが、このような結果になり、大変ショックで、言葉になりません」とのコメントを発表した。
捜査本部は7日朝から、遺体発見現場や、現場と平岡さんが住んでいた浜田市中心部をつなぐ国道186号沿いなどを200人以上の態勢で捜索。遺体の他の部分や遺留品の発見に努めている。
捜査本部の調べでは、頭部は、キノコ狩りの男性が臥龍山山頂付近に通じる林道の終点にある車両転回場わきのがけ下約10メートルの斜面で発見し、落ち葉の上にあった。腐敗は進んでおらず、目立った外傷はなかったという。
平岡さんは先月26日午後3時ごろ、大学から女子寮に戻り、午後4時半ごろからショッピングセンター内にあるアルバイト先のアイスクリーム店に勤務。午後9時過ぎに退店する姿がセンターの防犯カメラに映っているのを最後に足取りがつかめず、連絡が取れなくなっていた。
捜査本部によると、平岡さんがセンターを出た後の目撃情報は6日夜までに30件寄せられたが、確定的な情報はなく、行方不明後、平岡さんの預金口座から金が引き出された記録もない。また、警察に対し平岡さんからストーカー被害などの相談はこれまでになかったという。