厚生労働省は21日、新型インフルエンザが全国的な流行期に入ったと発表した。今月10~16日に全国約4600の定点医療機関から報告があった患者数は7750人に上り、1施設当たり、流行水準の「1人」を超える1・69人に達した。夏場の流行は国が82年に調査を始めて以来初めて。厚労省は「経験のない状況に直面している」として、新学期を前に感染拡大を防ぐ対策の徹底を呼び掛けた。
新型インフルエンザ患者は7月後半から増え始め、定点(1施設当たり)の報告は7月20~26日が0・28、同27日~8月2日が0・56、同3~9日が0・99だった。10~16日に全国で受診した推計患者数は、前週より5万人多い11万人で大半が新型の感染者とみられる。【清水健二、江口一】