大手書店の丸善は、新刊書と古書を取りまぜてテーマ別に陳列する売り場「松丸本舗」を23日、東京の丸の内本店に開設した。創業140年を記念して、編集工学研究所の松岡正剛(せいごう)所長に企画を依頼した。
目玉は今年で生誕100年を迎える作家、松本清張の本棚の再現。実際に書斎にあった蔵書を調べ、担当者が古書店も巡って同じ本を集めた。ほかに女優の山口智子さんや歌舞伎俳優の市川亀治郎さん、作家の町田康さんらの“本棚”も置き、季節ごとに模様替えする予定。松岡さんは「誰にどのように読まれているかを見せたかった。意外な本が並んでいたりして、面白い」と話していた。
並んでいる本は古書も含め、購入できる。新刊書店の丸善が古書を扱うのは「初めて」。古書が補充できなければ、本の写真で代用する可能性もあるという。
毎日新聞 2009年10月23日 東京夕刊