宜野湾市長選
与党必死「地方の敗戦連鎖断つ」
毎日新聞
2016/1/11 23:56(最終更新 1/12 00:05)
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沖縄県宜野湾市長選は17日の告示まで1週間を切った。与党は、政権の課題である米軍普天間飛行場の移設問題に影響を与えかねないうえ、昨年からの地方選敗北が続けば、4月の衆院北海道5区補選や夏の参院選にも影を落とすだけに、自民、公明両党挙げててこ入れを図っている。
「情勢は厳しい」。自民の谷垣禎一、公明の井上義久両幹事長は8日、両党の選対委員長を交えて会談した。参院選に向けた初の与党協議だったが、宜野湾市長選の情勢分析も大きな話題となった。
宜野湾市長選は、移設容認派の支援を受ける現職の佐喜真(さきま)淳氏(51)と、移設反対の翁長雄志(おなが・たけし)知事が推す新人で元県幹部の志村恵一郎氏(63)が出馬を表明。勝敗は普天間移設だけでなく参院選でも知事派候補と自民現職が争う構図が予想されるため、与党にとって負けられない戦いだ。
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