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告示、「普天間」移設問う…現新一騎打ち

 任期満了に伴い、米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾市の市長選が17日告示された。いずれも無所属で、再選を目指す現職の佐喜真淳氏(51)=自民、公明推薦=と、新人で元県幹部の志村恵一郎氏(63)が立候補した。普天間飛行場の名護市辺野古への県内移設を進める政府・与党が佐喜真氏を推し、移設に反対する沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事が志村氏を支援する「政府対知事」の代理対決の構図となっており、選挙結果は移設計画の行方に影響を与えそうだ。投開票は24日。

     2014年1月の名護市長選以降、沖縄では知事選や衆院選などで移設反対派が勝利。志村氏が勝てば、県・名護市・宜野湾市という移設問題に関わる首長が辺野古移設反対でまとまる。佐喜真氏が再選すれば、政府・与党は移設をさらに推進するとみられる。

     佐喜真氏は普天間飛行場の危険性除去と早期返還を訴える一方で、「辺野古」については具体的に言及していない。第一声で「普天間飛行場のフェンスを取っ払うことが我々の願いだ」と主張。振興策の推進も訴えた。

     共産や社民、一部の保守系地方議員などの支援を受けて、無条件での普天間飛行場閉鎖・撤去を訴える志村氏は、第一声で「翁長知事を支え、辺野古の新基地建設は反対と言う」と強調した。【佐藤敬一、比嘉洋】

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