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現職の柏木氏7選、二階氏の長男を大差で破る

当選が決まり、バンザイをして喜ぶ柏木氏=和歌山県御坊市で2016年5月22日午後8時43分、稲生陽撮影

「何ら悔いることはない」二階総務会長

 二階俊博・自民党総務会長の地元で自民支持層を二分する選挙戦を繰り広げた和歌山県御坊市長選は、現職の柏木征夫氏(75)が有効投票の6割強を獲得し、現役市長で全国最多となる7選を達成。自民、公明の推薦を受けた二階氏の長男俊樹氏(51)を大差で破った。二階総務会長は22日夜、支持者に感謝しつつ「本人を含め多少の未熟さが表に現れた。ただ、何ら悔いることはない」と語った。投票率78.10%は前回(58.25%)を20ポイント近く上回った。

 御坊市ではこれまで、自民支持層が国政から地方選挙まで一枚岩となって「二階王国」を支えてきた。柏木氏も県職員だった四半世紀前に二階総務会長が擁立。過去6回の選挙で無投票が4回、残る2回も圧勝だったが、今回は二階総務会長の政策秘書を務めた俊樹氏が出馬し、異例の保守分裂選挙となった。

 二階総務会長の後ろ盾を失った選挙戦で、一部の地元企業や主要産業の花卉(かき)生産農家などが柏木氏を支援。野党支持者ら「反二階」の有権者も味方につけた柏木氏は、相手候補を意識して「しがらみのない堅実な市政運営」などをアピールした。

 俊樹氏は二階総務会長の持つ組織力を活用。小泉進次郎衆院議員らが応援に駆け付け、国政選挙並みの態勢で臨んだが及ばなかった。敗戦の弁を聞いた市内の主婦(53)は「若い人にも関心が高く数百票以内で競ると思っていた。何があったんだろう」とぼうぜんとしていた。二階総務会長を支持してきた市内の元会社経営者(71)は「長男の落選が二階総務会長の権威や力に影響するのも心配だ」と話した。【山本芳博、倉沢仁志】

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