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憲法の岐路・私は言いたい

「予算の空白」規定必要 京都大大学院教授・大石眞さん(64)

大石眞・京都大大学院教授=高瀬浩平撮影

参院選投票まであと8日

 現行憲法は、国民主権や権利保障など評価すべき点が多いが、不備も目立つ。重要な点の一つは、国の予算が成立せず「予算の空白」が生じた時の規定がないことだ。期間が長くなると予算の裏付けがなくなり、年金や生活保護費、奨学金もストップする。

 明治憲法は「予算の空白」が生じた場合、前年度予算を施行すると定めた。現在のフランス憲法では議会が70日以内に決めなかった場合、政府提出の予算案を発効させることができる。どの国も決められない時の「危機管理」の定めを置く。日本にはなく、過去「ねじれ国会」に苦労した経験が生かされていない。

 衆参両院の選挙制度についても今の憲法は一切書いていない。衆院を人口比例にするなら、参院は別の原理で…

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