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議会解散を公約に 小池氏出馬表明

記者会見で都知事選への出馬を正式に表明し、ボードを手に政策を説明する小池百合子元防衛相=衆院第1議員会館で2016年7月6日午後5時10分、森田剛史撮影

 東京都知事選(14日告示、31日投開票)への立候補に意欲を示していた自民党衆院議員の小池百合子元防衛相(63)が6日夕、都内で記者会見を開き、「このままでは(自民党東京都連の)推薦が得られない中での立候補になるが、東京の改革のために覚悟を持って臨みたい」と正式に出馬表明した。小池氏は当選した場合は「都民目線の都政を取り戻すため、(次に招集される)都議会の冒頭で解散する」と議会の解散を公約に掲げた。自民党都連は前岩手県知事の増田寛也元総務相の擁立に動いているが、「(今回は)よく分裂選挙と言われるが、分裂は都議会自民党と都民との間の分裂ではないかと思う」と都連をけん制した。小池氏の会見での主な発言は以下の通り。【デジタル報道センター】

 <冒頭の発言>

 昨日、石原伸晃(自民党東京都連)会長に(都知事選での)推薦のお願いを改めてした。参院選も最終コーナーの最中だからこそ、早期に結論を出してもらい、(参院選の自民党候補と)ともに戦うことを願っていたが、それはかなわなかった。政策を論じる時間もなくなるということで、客観的、総合的に判断した結果、このたび立候補という結論を導いた。

 このままでは推薦は得られず、「パラシュートなし」での立候補になる。しかし、東京の改革、都民目線による問題解決のために覚悟を持って臨む。むしろ、しがらみなく都民の目線で戦えるということで、ある意味吹っ切れたところもある。

 24年前に現役のキャスターから政界に飛び込んだ。「あと1年いれば、(25年の永年在職表彰で)肖像画が国会に掛かる」という権利もあるが、私は肖像画よりも今の東京を改革し、100年後の東京に確実な流れをつけたい。

 退路を断つことが私の生き様だ。安全ネットを設けずに飛び込むので、周りをひやひやさせているが、世の中を変えるときはそういうことも必要だと思う。

 (自民党の)東京都連の一員に名を連ねているが、「どこで誰が何を決めているのか」が不透明なことが多かった。ブラックボックスのようだった。この思いは、都連に所属している議員に共通している思いで、都連と一くくりにされても、いろいろな思いがある。ここ2代、短期間で知事が代わった。舛添さんの湯河原は論外だが、2人とも有能でビジョンも明確だった。でも「短期間でこのような状況に陥ってしまうのはなぜだろう」と感じる。誰かにとって都合が悪いときに捨てられてきたように思う。

 「小池はいったい何をするのか」については、まず三つお伝えしたいと思う。一つ目は都民目線の信頼を回復するために、都議会を冒頭で解散したい。(今回は)よく「分裂選挙」と言われるが、分裂は都議会自民党と都民との間の分裂ではないかと思う。冒頭解散は議会からの不信任案が出ない限りはできないが、民心が離れては都民に寄り添った温かい政策はできない。都民の声を聞いてみたい。二つ目は利権追及チームについてだ。(2020年の)五輪やパラリンピックがらみ(の疑惑)だけでなく、財源が豊富な東京都には利権が発生するが、それを一つ一つチェックするのも重要と思う。それをしてこそ、歓迎され喜んでもらえる。それについては、目安箱を設けたい。最後に、舛添さんの公私混同の問題は、舛添さんが任命するのではない第三者の目が改めて必要だ。これは本来、議会の役目だが、都民の信頼を取り戻すために挙げた。(第三者委員会の)メンバーについては公募も考えたい。

 崖の下にパラシュートなしで落ちる覚悟だが、覚悟があっても、勝てるのかは分からない。いばらの道だが、頑張りたい。

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