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視座・衆院選2017

/2 争点、自分で設定を 東京大学名誉教授・姜尚中氏

インタビューに答える姜尚中さん=東京都千代田区で、宮本明登撮影

姜尚中(カンサンジュン)氏

 今回の解散は大義がないと指摘されているが、安倍晋三首相の根底には「マイト・イズ・ライト(力こそ正義)」という思想があり、北朝鮮が挑発を続ける今なら勝てると踏んだことが理由に他ならない。「四の五の言っても最後は数だ」という姿勢で、改めて「権勢の政治家」だと感じる。

 権勢の政治家が築いた1強状態を結集して崩さなければ、という思いは、選挙互助の意味合いがあるにせよ、野党にも有権者にも広がっていた。ただ対抗勢力は、有権者に広い選択肢を示せる政党であることが好ましい。その意味で、東京都の小池百合子知事が結成した「希望の党」が、どんな政策を掲げるのか注視する必要がある。

 そもそも安倍首相と小池氏は憲法、安全保障について、考え方に大きな差はない。選挙結果次第では、政界が…

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