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参院選

2人区、野党綱引き 立憲主導に他党警戒

 来夏の参院選で改選数2の「2人区」を巡り、野党内の綱引きが激化している。立憲民主党が独自候補を擁立する方針を示し、現職を抱える国民民主党などは競合を警戒。強気で臨む立憲は、改選数1の「1人区」や他の複数区の候補者調整で主導権を握る狙いもある。ただ、与党に比べて野党側は擁立作業そのものが遅れており、国会で連携する野党6党・会派の大きな課題になっている。【影山哲也、立野将弘】

     立憲の枝野幸男代表は7月31日の記者会見で、参院選の1人区について「自民党と一騎打ちの構造を作ることに汗をかく」と述べ、野党候補の一本化に努力する考えを表明。しかし2人区に関しては「独自候補を擁立するのが基本線。野党で2議席を取りに行くのに野党第1党が立てないという選択肢はあり得ない」と強調した。

     ただ2人区の茨城、静岡、京都、広島には2013年参院選で当選した国民、共産両党の現職がいる。立憲と競合すれば、京都以外では自民と旧民進党系の野党が1議席ずつを分け合ってきた構図が崩れかねない。

     さらに立憲は、北海道(改選数3)や東京(同6)などで独自候補2人の擁立も検討する。立憲と国民は先の通常国会でも足並みがそろわず亀裂を深めており、国民幹部は「立憲は候補者調整をする気がないのでは」と警戒する。

     一方、1人区を巡っては、枝野氏と自由党の小沢一郎共同代表、社民党の又市征治党首が7月末の会談で、小沢氏の地元・岩手や又市氏の地元・富山を含めて擁立を急ぐ方針を確認。立憲は全国に32ある1人区の半分程度で公認候補を擁立したい考えだ。

     ただ、自民が既に25選挙区で公認候補を発表したのに対し、野党の擁立作業はなかなか進まず、野党間の思惑の違いも表面化。社民は吉田忠智前党首が比例代表で立候補すると2日に発表したが、吉田氏に対しては「1人区の大分で野党統一候補として出馬を」と求める声が、立憲など他の野党から上がっている。又市氏も「大きな流れの中で、見直しも起こり得る」と含みを持たせた。

     また野党連携を主導する立憲も、毎日新聞の7月の世論調査では政党支持率が10%と、ピーク時の14%から下降傾向。参院選まで求心力を維持できるかには不透明感もある。

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