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国民代表選

争点見えぬ 2候補「野党連携」も大差なく

記者会見後に握手する玉木雄一郎共同代表(左)と津村啓介衆院議員=党本部で22日、川田雅浩撮影
国民代表選候補者の主な主張

 22日に告示された国民民主党代表選は、津村啓介衆院議員(46)と玉木雄一郎共同代表(49)による一騎打ちとなった。ただ、争点である野党連携のあり方を巡っては、「対決より解決」路線を玉木氏が修正したのに加え、津村氏も歩み寄りを見せ、主張の違いはぼやけている。一方、告示直前には柚木道義衆院議員が離党届を提出し、支持率が低迷する党の苦境が改めて浮き彫りになった。【遠藤修平、立野将弘】

     「私のキャッチコピーは現状打破、選手交代。サブコピーは本気の野党共闘だ」

     津村氏は共同記者会見で、玉木氏ら現執行部刷新と来夏の参院選での野党共闘の必要性を強調した。ところが、玉木氏も会見で「野党共闘はできる限り一枚岩でやっていく」と同調。津村氏自身も立候補に当たって代表選管理委員会に提出した政見に「審議拒否はしない現執行部の路線を継承する。これは玉木氏と共通の党のこだわりだ」と記しており、両氏の違いはあいまいになっている。

     わずかに違いが出たのは、参院選の候補者調整だ。津村氏は共産党との事前の候補者調整を主張。これに玉木氏は「共産党が立てていても良い候補者がいれば発掘し、その後調整するのが筋だ」と反論し、独自候補の擁立を優先させる意向を表明した。

     津村氏は告示直前に立候補に必要な国会議員10人の推薦人を確保した。代表選が行われなければ、党全体がダメージを受けかねないとの判断が党内で広がったとみられ、ベテラン議員ら数人が推薦人を引き受けた。執行部や参院議員らから幅広い支持を集める玉木氏の優位は動かない。

     ただ、5月の結党以来、支持率は0~1%と低迷してきた。代表選の投票権を持つ所属地方議員は758人、党員・サポーターは約7万5000人で、旧民進党時代と比べて大幅に減った。

     党勢拡大策については、津村氏が統一地方選の候補者1人に対し選挙資金として100万円の助成を提案。玉木氏は会員制交流サイト(SNS)対策本部の設置による発信力強化を訴えたが、実効性は不透明だ。

     22日に離党届を提出した柚木氏は記者会見で「(与党の)補完路線とも呼べるような党の流れにくみすることは断じてできない」と述べ、当面は無所属で活動する考えを示した。執行部は同日、柚木氏を除籍処分にしたが、離党を示唆する議員はほかにもおり、代表選で党の一体感を演出し、反転攻勢に出られるかは見通せていない。

     国民民主党代表選に立候補した2人の推薦人は次の通り。(敬称略、数字は当選回数)

    津村啓介氏

     【衆院】稲富修二(2)、源馬謙太郎(1)、小宮山泰子(6)、後藤祐一(4)、階猛(5)、篠原孝(6)、牧義夫(6)、山岡達丸(2)【参院】大野元裕(2)、長浜博行(2、衆院4)

    玉木雄一郎氏

     【衆院】青山大人(1)、浅野哲(1)、泉健太(7)、小熊慎司(3)、近藤和也(2)、白石洋一(2)、西岡秀子(1)、原口一博(8)、平野博文(7)、古本伸一郎(6)、森田俊和(1)【参院】礒崎哲史(1)、伊藤孝恵(1)、大塚耕平(3)、川合孝典(2)、桜井充(4)、榛葉賀津也(3)、浜野喜史(1)、矢田稚子(1)、柳田稔(4、衆院2)

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