N国新宿区議の当選無効 区内に居住実態なかったと区選管
毎日新聞
2019/9/3 10:03(最終更新 9/3 21:48)
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東京都新宿区選挙管理委員会は2日、4月の統一地方選で初当選したNHKから国民を守る党の松田美樹区議(32)について、区内に居住実態がなかったとして、公職選挙法に基づき当選を無効とした。
公選法は、市区町村議会選などの被選挙権は3カ月以上、その自治体に住むことが必要としているが、住んでいない人の立候補を拒む規定がない。
区選管によると、松田氏は区内のアパートに住み、「寝泊まりしていた」と主張。しかし住んでいるとされた部屋は、松田氏が転入届を出したという昨年12月21日から今年3月20日まで水道使用量がゼロだった。ガス使用量も1、2月分がゼロで、区選管は「生活の本拠があったとは認めがたい」と判断した。
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