夕刊

強制不妊提訴第1陣、あす高裁判決　動いた社会、救済待つ　1審「除斥期間」に阻まれ

　旧優生保護法（1948～96年）の下で不妊手術を強制されたとして、宮城県の60～70代の女性2人が国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が6月1日、仙台高裁（石栗正子裁判長）で言い渡される。2人は一連の訴訟で最初に訴訟を起こした第1陣の原告で、1審は敗訴とされたが、2人が声を上げたことで同種訴訟は全

北朝鮮ミサイル　Jアラート「逃げ場ない」　沖縄、不安や怒り

台風2号北上　あす沖縄接近

憂楽帳

航空取材「最大の敵」

散歩日和

京都凸凹編　清水坂／3（京都市東山区）　祇園祭彩る武具飾り

　清水寺へと通じる松原通を東へ進む。大和大路通を渡った所で、梅林秀行さんが「ここに木戸があったんだと思います」。　前回紹介した「清水寺参詣曼荼羅（まんだら）」には、いくつかの木戸が描かれている。その一つ目だ。「木戸はたぶん結界です。聖地へ入っていくという……。そして本来、ここからが清水坂。今はお寺近

特集ワイド

「日本列島改造論」を再読する　with　田中真紀子さん　「格差是正」圧巻の熱量

現場百変

「秋月記」葉室麟（福岡県朝倉市）　タイトルまで美しく

兎は薄氷に駆ける

／260　貴志祐介　画　サイトウマスミ

今日も惑いて日が暮れる

ちょっと同情、稲田さん＝吉井理記

文芸時評

5月　饒舌な語り手たち　仕掛けの多さの背景＝大澤聡

　作者の体験を「だらだらと、牛の涎（よだれ）のやうに書くのが流行（はや）」っているからあれでいこう。明治40年、二葉亭四迷は自分より四つ下の文士くずれに設定した語り手「私」に半生の履歴を告白させる。第3作『平凡』、自然主義をからかうパロディーだった。　つきあいや生活苦から渋々とった筆は、ところが裏腹

文芸時評

5月　私のおすすめ　大塚真祐子（書店員）

文芸時評

5月　私のおすすめ　渡辺祐真（書評家）

Interview

山野辺太郎さん（作家）　「生死超えた存在に憧れ」　新刊刊行、山野辺ワールド凝縮

Interview

永井紗耶子さん（作家）　「ただただ楽しかった」　『木挽町のあだ討ち』で山本周五郎賞

Interview

ちゃんみな（ラッパー・シンガー）　素顔で魂のステージ　ルッキズムを痛烈に批判

　静まりかえった会場に、悲鳴のような大歓声が起こった。3月21日、横浜アリーナでのワンマンライブ「AREA　OF　DIAMOND」。日本語、韓国語、英語を話すトリリンガルラッパー・シンガーのちゃんみなはこの日、あるパフォーマンスで話題をさらった。それは、ルッキズムへの痛烈な批判を込めて作詞作曲した「

Topics

俳優座が80周年記念事業第1弾　夜間中学通し社会の実相

コンサートからの問い

「ウィーンの音」の理由＝梅津時比古

菊田一夫演劇賞　大賞はハリー・ポッター

強迫症　洗髪重ね、入浴5時間　41歳女性、看護学生に体験語る　闘病10年以上、フットサル転機に

　入浴をやり直すうちに5時間が過ぎ、同じ場所を掃除し続けて1日が終わる――。金沢市に住む左手（さて）真弓さん（41）は10年以上、強迫性障害（強迫症）の闘病を続けている。国内では生涯に50～100人に1人が患うとされ、新型コロナウイルス禍のため、手洗いがやめられなくなるなど新たに発症する人も。「こん

大相撲名古屋場所　霧馬山改め、大関・霧島誕生　「今まで以上に稽古」

大相撲名古屋場所　番付編成会議　ウクライナ出身、獅司らが新十両

将棋

第81期名人戦　第5局　互いに慎重な駒組み

ＮＥＷＳＦＬＡＳＨ

原発60年超運転可能に　電源法成立

ＮＥＷＳＦＬＡＳＨ

G7　人工知能作業部会が初会合

ＮＥＷＳＦＬＡＳＨ

AI活用「ルールを」　国立大協会見解

ＮＥＷＳＦＬＡＳＨ

スウェーデン加盟、トルコに促す