
特集
東日本大震災
2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。
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唯一の在校生の「なみえ博物館」 震災後8年の郷土学習まとめる
2/26 10:15 -
タイガー・ジェット・シンさんに日本政府表彰 震災被災児へ寄付
2/26 09:36 -
人気バンドMONKEY MAJIK 震災で「SEND愛」発信
2/26 09:00イチオシ動画あり -
「全部なくなった」父失い、育児放棄の母急死 20歳、何支えに
2/25 18:00深掘り -
被災者の「心の声」耳傾け続けた僧侶、10年振り返る著書出版
2/25 12:30 -
「釜石の奇跡」体験高校生が小学生に授業「てんでんこに逃げて」
2/25 11:04 -
茨城・前東海村長、脱原発の訴え 「日本は変われなかった」
2/25 08:41 -
被災した教室 子供たちの失われた生活伝えたい さいたまで写真展
2/24 10:30
連載
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見つめ続ける・大震災10年
2021年春で発生10年を迎える東日本大震災。出会った人々を見つめ続ける写真記者が月日の流れと思いを伝えます。
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絆のかたち~いま伝えたい
東日本大震災にまつわる記憶と「絆のかたち」をさまざまな人たちが伝えます。
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震災10年思いを刻む
東日本大震災から10年。宮城県の人々が刻んだ思いを紹介します。
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震災10年・あの時の記憶
東日本大震災から10年。「あの時の記憶」をたどります。
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災禍越え未来へ・被災地首長の思い
東日本大震災から10年。当時、陣頭指揮を執った宮城県の首長たちに、今だから話せる悩みや未来への思いを聞きました。
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東日本大震災10年へ
東日本大震災は2021年3月で発生から丸10年の節目を迎える。
新着記事
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唯一の在校生の「なみえ博物館」 震災後8年の郷土学習まとめる
2/26 10:15 618文字東京電力福島第1原発事故で福島県浪江町から二本松市に避難し、今春に休校する浪江町立津島小学校で25日、震災後に古里について学んだ成果や作品を展示する「10年間ふるさとなみえ博物館」がお披露目された。唯一の在校生で「初代館長」の須藤嘉人さん(12)=6年=は「いろんな人に見てほしい」と話す。 二本松
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タイガー・ジェット・シンさんに日本政府表彰 震災被災児へ寄付
2/26 09:36 736文字東日本大震災の発生から10年を迎えるのに合わせて日本政府は25日、被災地の児童に寄付金を送るなど支援活動を続けてきたカナダ在住のプロレスラー、タイガー・ジェット・シンさん(76)に両国友好親善への貢献に感謝する表彰状を授与した。在トロント日本総領事館が開いた授与式でシンさんは「(レスラーとして)4
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人気バンドMONKEY MAJIK 震災で「SEND愛」発信
2/26 09:00イチオシ動画あり 2186文字各界で活躍する東日本大震災の被災地ゆかりの方々に、東北の地や震災発生当時の思い出、被災地に送るエールなどを聞くシリーズ「メッセージ~東日本大震災10年」。今回は仙台市を拠点に活動する人気ロックバンド「MONKEY MAJIK」です。がれき撤去などのボランティアをしながら震災後の日常を歌ってきた彼ら
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「全部なくなった」父失い、育児放棄の母急死 20歳、何支えに
2/25 18:00深掘り 3405文字東日本大震災から3月11日で10年を迎える。毎日新聞は400人を超える震災遺児と孤児、その保護者たちにアンケートを送り、遺児と孤児181人と保護者163人から回答をもらった。それぞれの「10年」の営みが見えてくる返事を寄せてくれた遺(のこ)された家族を記者が訪ねた。 土曜日のランチタイム、新型コロナ
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被災者の「心の声」耳傾け続けた僧侶、10年振り返る著書出版
2/25 12:30 1244文字東日本大震災で被災した人々の悩みに耳を傾け続けてきた宮城県栗原市の僧侶、金田諦応(かねたたいおう)住職(64)が、著書「東日本大震災 3・11生と死のはざまで」(春秋社)を出版した。被災者が今も抱える苦しみや復興が進む被災地の変化をつづった。発生から10年を前に、宗教者の目に映る課題とは――。 金
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「釜石の奇跡」体験高校生が小学生に授業「てんでんこに逃げて」
2/25 11:04 658文字東日本大震災で津波から率先避難し、全員が無事だった「釜石の奇跡」を体験した最後の世代となる岩手県の釜石高2年生が24日、釜石市立甲子小で、震災の前後に生まれた4年生に防災出前授業を行った。 震災当時に同市立鵜住居小1年だった八幡拓樹さん(17)らが「未来の命を守りたい」と計画した。1月に同市上中島
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茨城・前東海村長、脱原発の訴え 「日本は変われなかった」
2/25 08:41 1383文字東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から間もなく10年。「原子力発祥の地」ともいわれる東海村で村長として原発事故と臨界事故を経験した村上達也氏(78)が毎日新聞のインタビューに応じた。原発事故を主なきっかけとして「脱原発」を訴えてきた村上氏は「事故を経験しても日本は変われなかった」と振り返った。
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被災した教室 子供たちの失われた生活伝えたい さいたまで写真展
2/24 10:30 875文字東日本大震災から10年を前に、さいたま市浦和区のジュエリー店「シプレ ド・オール」で23日、写真家の檜佐(ひさ)文野(あやの)さん(39)が震災発生から約2年間、日常が失われた被災地の学校の風景を記録した写真展「東北の学校~あの日をつなぐ~」が始まった。入場無料で28日まで。【中川友希】 文野さん
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東北に触れる「きっかけ食堂」 「忘れていない」若者の強い思い
2/24 10:27 2523文字東日本大震災が発生して3月11日でちょうど10年となる。巨大地震と大津波、そして原発事故という未曽有の複合災害に見舞われた東北地方。被災地が負った傷は深かったが、この10年の間、地域再生と復興に向けた取り組みは、たゆみなく続けられてきた。大地に根ざし、いのちを育む農業など、第1次産業に地域再生の願
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東北の大地に根ざした食を 震災10年、支える人々の思い
2/24 09:30 2557文字東日本大震災が発生して3月11日でちょうど10年となる。巨大地震と大津波、そして原発事故という未曽有の複合災害に見舞われた東北地方。被災地が負った傷は深かったが、この10年の間、地域再生と復興に向けた取り組みは、たゆみなく続けられてきた。大地に根ざし、いのちを育む農業など、第1次産業に地域再生の願
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原発のたたみ方
福島第1の廃炉技術、他の原発でも活用できるのか
2/24 08:00イチオシ 2225文字東京電力福島第1原発の事故後、多くの原発の廃炉が決まった。福島第1では廃炉作業が進むが、その経験は他の原発でも活用できるのだろうか。福島第1の廃炉作業を支援する「原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)」の山名元(はじむ)理事長に聞いた。【聞き手・荒木涼子/科学環境部】 ◇電力業界、廃炉見据えた計
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思い出をジオラマの中に 福島・楢葉町のにぎわい再現
2/23 17:00 1371文字東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で一時、全町避難した福島県楢葉町で、かつての街並みを復元したジオラマが、同町北田の交流施設「ならはCANvas(キャンバス)」で展示されている。JR常磐線竜田駅西口に広がる住宅街で、避難指示が解除された今も建物が解体されたままの更地が目立つが、模型の建物には思
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東日本大震災で流された天満宮再建へ 「文化拠点に」 岩手・大槌
2/23 15:00 617文字岩手県大槌町末広町の御社地公園に、東日本大震災で流された「御社地天満宮」が今春再建されることになった。天満宮奉賛会代表で自動車会社などを経営する倉本栄一さん(67)が22日、町と覚書を締結した。公園の一角の町有地17平方メートルに高さ5メートルの「御堂」を建設する。25日に着工し、完成後は仏像や古
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震災10年、「思い出の品見つけたい」 仙台で最後の返却会
2/23 14:00 543文字東日本大震災の津波で流されて仙台市宮城野区、若林区で見つかった写真などの「思い出の品」の返却会が、若林区文化センターで開かれている。今回が最後の開催で、来場者は約16万点の中から自身の思い出がつまった写真を捜している。 太白区の野上清吉さん(85)は、結婚して移り住んだ先の若林区荒浜で亡くなった次
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続・沿岸南行記
親なき身にできた「ふるさと」へ 夫婦で帰る日を待つ
2/22 17:00深掘り動画あり 1968文字福島県双葉町から南へ。1月の寒い朝、同県大熊町のJR常磐線・大野駅を訪れた。東京電力福島第1原発から約3キロ。原発事故の影響で、常磐線は付近の一部区間で運休が続いていたが、1年前の3月に全線で運転を再開した。大野駅には1時間に1~3本の電車が止まり、旅行客や作業着姿の人らが乗り降りする。 駅構内で
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菊池雄星とバッテリー、元花巻東球児が岩手ゆかりの焼き菓子を発売
2/22 06:45 1413文字「野球でお世話になった岩手のみなさんへ恩返しがしたい」。東日本大震災から10年を迎える3月、三重県熊野市の洋菓子店「もんいまぁじゅ」が、岩手県の日本酒「南部美人」の酒かすを使った焼き菓子、フィナンシェを発売する。遠く離れた岩手と三重の縁をつないだのは元高校球児。花巻東高校(岩手県)で菊池雄星投手(
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宮城の震災遺族が中学生に命のバトン 「何気ない日々を大切に」
2/21 20:59 1019文字東日本大震災の津波により、宮城県女川町の銀行に勤務していた長男健太さん(当時25歳)を亡くした大崎市の田村孝行さん(60)と妻弘美さん(58)が20日、同市立岩出山中で「いのちの教室」の特別授業を行った。健太さんの残した縁に導かれて実現した特別授業。震災当時は幼かった生徒たちも、夫妻の「何気ない日
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「枝野寝ろ」で感じた政府の情報発信のあるべき姿 枝野幸男氏/下
2/21 08:00イチオシ 3667文字2011年に東日本大震災が起きたとき、官房長官だった枝野幸男・立憲民主党代表(56)は「ただちに健康に影響がない」と発言し、批判された。それについて、枝野さんは毎日新聞のインタビューに「正しく伝えられていない」と反論する。リスクに直面したとき、どんな情報発信が求められるのか。震災から10年を前に福
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原発の運転期間「40年ルール」緩和の動き 専門家は骨抜き懸念
2/20 10:00イチオシ 2619文字原発の運転期間を原則40年とする「40年ルール」。2011年の東京電力福島第1原発事故をきっかけに、老朽化した原発を運転させないために導入された。しかし、ここに来て制度の緩和を働きかける動きが表立ってきた。40年ルールを巡る電力業界などの動向を追った。【荒木涼子】 ◇原発事故受け、運転期間を制限
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震災の教訓は「司令塔をはっきりさせる」こと 枝野幸男氏/上
2/20 08:00イチオシ 4716文字東日本大震災から間もなく10年になる。2011年の発災当初、官房長官として連日の記者会見に臨んだ枝野幸男・立憲民主党代表(56)。大混乱に陥った中、どんな気持ちで会見に臨んでいたのか。事態が悪化し続ける東京電力福島第1原発事故にどう向き合ったのか。新型コロナウイルスという危機に直面する今と重ね合わ
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