
特集
東日本大震災
2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。
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政府の震災追悼式、2年ぶり開催 菅首相は6日福島視察で調整
3/2 19:08 -
遺された子どもたち
原発事故から逃れ、たどり着いた新天地で父自死 肩寄せ合う母娘
3/2 18:00 -
東日本大震災10年の追悼式 両陛下臨席、国立劇場で 閣議決定
3/2 13:45 -
震災時の感謝込めたカーネーション 宮城から広島市消防局に花束
3/2 10:30 -
災害があっても犠牲者出さないまちに 岩手・宮古市長の決意
3/2 10:14 -
津波、台風…岩手・宮古で再開した旅館が考える新しい観光
3/2 10:03 -
東日本大震災10年
福島の避難者 戻りたい…あの頃の「故郷」へ
3/2 02:01 -
カズ「被災地と継続的にかかわりたい」 東日本震災10年で
3/1 20:57
連載
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見つめ続ける・大震災10年
2021年春で発生10年を迎える東日本大震災。出会った人々を見つめ続ける写真記者が月日の流れと思いを伝えます。
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絆のかたち~いま伝えたい
東日本大震災にまつわる記憶と「絆のかたち」をさまざまな人たちが伝えます。
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震災10年思いを刻む
東日本大震災から10年。宮城県の人々が刻んだ思いを紹介します。
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震災10年・あの時の記憶
東日本大震災から10年。「あの時の記憶」をたどります。
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災禍越え未来へ・被災地首長の思い
東日本大震災から10年。当時、陣頭指揮を執った宮城県の首長たちに、今だから話せる悩みや未来への思いを聞きました。
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いま思う・大震災10年
岩手県沿岸6市町の首長と知事に、震災から10年たった、いま思うことを聞きました。
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漂流の果て
原発事故を機に見直しを迫られた日本のエネルギー政策。原発とどう向き合うのかは曖昧なまま政策は漂流しているように見えます。
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東日本大震災10年へ
東日本大震災は2021年3月で発生から丸10年の節目を迎える。
新着記事
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政府の震災追悼式、2年ぶり開催 菅首相は6日福島視察で調整
3/2 19:08 443文字政府は2日の閣議で、東日本大震災から10年を迎える11日に、政府主催の追悼式を東京都千代田区の国立劇場で開催することを決定した。2020年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴って中止しており、開催は2年ぶり。また、10年の節目を前に、菅義偉首相は6日に福島県を訪問する調整に入った。被災地の復興状況な
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遺された子どもたち
原発事故から逃れ、たどり着いた新天地で父自死 肩寄せ合う母娘
3/2 18:00 3474文字東日本大震災から3月11日で10年を迎える。毎日新聞は400人を超える震災遺児と孤児、その保護者たちにアンケートを送り、遺児と孤児181人と保護者163人から回答をもらった。それぞれの「10年」の営みが見えてくる返事を寄せてくれた遺(のこ)された子どもやその家族を記者が訪ねた。 東京電力福島第1原
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東日本大震災10年の追悼式 両陛下臨席、国立劇場で 閣議決定
3/2 13:45 362文字政府は2日の閣議で、政府主催の東日本大震災から10年となる追悼式を3月11日に東京都千代田区の国立劇場で開催すると決定した。新型コロナウイルスの感染防止の観点から、例年行っていた一般からの献花は行わず、出席者も200人ほどに絞るなど規模を縮小する。震災追悼式への皇族出席者は6回目の2017年から秋
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震災時の感謝込めたカーネーション 宮城から広島市消防局に花束
3/2 10:30 555文字広島市消防局に、宮城県名取市の花き生産組合から色鮮やかなカーネーションの花束が届いた。東日本大震災の発生直後に救助活動のため駆けつけた縁があり、当時レスキュー隊員だった皆田充広さん(49)は「活動の励みにしたい」と笑顔の花を咲かせた。震災は11日、発生から10年を迎える。【山本尚美】 宮城県南部の
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災害があっても犠牲者出さないまちに 岩手・宮古市長の決意
3/2 10:14 1121文字岩手県の山本正徳・宮古市長は、就任2年目に大震災に見舞われ、その後も台風10号(2016年)や台風19号(19年)、さらには新型コロナウイルスなどとの戦いが続く。災害があっても犠牲者を出さない多重防御のまちづくりを進める。【聞き手・中尾卓英】 --10年で復興はどこまで進んだか。 復興計画にあげた
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津波、台風…岩手・宮古で再開した旅館が考える新しい観光
3/2 10:03 801文字堤防を越えたどす黒い水が市役所を襲い、そのまま市街地へと流れ込んだ。岩手県宮古市役所4階のベランダから2011年3月11日午後3時21分に撮影した写真には、あふれ出した濁流が車をのみ込む様子が写る。あれから10年。庁舎は解体工事を終え、子供から高齢者までが集える公園に姿を変えようとしている。 19
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東日本大震災10年
福島の避難者 戻りたい…あの頃の「故郷」へ
3/2 02:01 375文字「あの歌は嫌いです」。東日本大震災後、各地で歌われた唱歌「故郷(ふるさと)」。東京電力福島第1原発事故で福島県浪江町から避難し、東京都内で暮らす門馬昌子さん(78)は「涙が出てしまうから」と、この歌が今も歌えない。「震災前に戻れるなら今だって戻りたい。当時の人がいて、汚染されていない山や川があって
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カズ「被災地と継続的にかかわりたい」 東日本震災10年で
3/1 20:57 543文字サッカーJ1横浜FCのFW三浦知良(54)が1日、オンラインで取材に応じ、東日本大震災から10年を迎えることについて、「被災地の皆さんはいろんな苦労があって、同じ10年でも過ごし方が全然違ったので、長い10年に感じたのではないか」と述べた。 三浦は震災から18日後の2011年3月29日に大阪・長居
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遺された子どもたち
「傷つけるならパパの腕を」 リストカット繰り返した娘は立派に育った
3/1 18:00 3345文字東日本大震災から3月11日で10年を迎える。毎日新聞は400人を超える震災遺児と孤児、その保護者たちにアンケートを送り、遺児と孤児181人と保護者163人から回答をもらった。それぞれの「10年」の営みが見えてくる返事を寄せてくれた遺(のこ)された子どもやその家族を記者が訪ねた。「私にとって震災で何
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震災時 圧倒的に高いパンのニーズ 手軽にサバイバルレシピ
3/1 17:14 2756文字東日本大震災からまもなく10年--。いつ起きるか分からない災害には日ごろの備えが重要だが、小さな子がいる家庭では防災に手つかずのことも多い。育児や家事を担うママやパパをサポートしようと、レシピやオンラインイベントで「おうち防災」のアイデアを提案している会社もある。【賀川智子/東京地方部】 ◇東日本
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DASH村も渦中に 除染「なぜ復興拠点だけ」 国は慎重姿勢崩さず
3/1 17:00深掘り 2164文字東京電力福島第1原発事故に伴う「帰還困難区域」について、政府は「特定復興再生拠点区域(復興拠点)」でのみ除染を進める方針だ。被災自治体からは帰還困難区域全域での除染を求める声が上がるが、費用対効果を疑問視する国は慎重姿勢を崩していない。【金寿英、寺町六花】 ◇原告682人の原発訴訟、夏に判決 福島
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実現力なき復興構想会議 強まった政治不信 僧侶・玄侑宗久氏
3/1 16:38 798文字僧侶である私に、菅直人首相(当時)から直接、復興構想会議への参加を呼び掛ける電話が来た。驚いたし、大変だと思ったが、福島に住む者として引き受けるしかないと感じた。会議では、被災地で次々に浮上する個別の問題に対する提言も、書面で数多く提出した。しかし実現したものはほとんどなく、政治への不信感も強くな
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五輪開催「復興の後押しにならない」61% 被災3県・世論調査
3/1 16:20 839文字毎日新聞と社会調査研究センターは、東日本大震災の発生から11日で丸10年を迎える岩手、宮城、福島の被災3県を対象に、2月27日に世論調査を実施した。「復興五輪」を掲げた東京オリンピック・パラリンピックの開催が「復興の後押しにはならない」と答えた人が61%に達し、「後押しになる」の24%を大きく上回
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続・沿岸南行記
家族で紡ぐ初めての古里 「いろんなものが奪われ、生まれた」10年
3/1 16:00深掘り動画あり 1888文字視界を占領する高さ8・7メートルの防潮堤を上り、その上に立つと、どこまでも青い海が広がっていた。「ここ、散歩するようになるんだね」。松本昌弘さん(35)と妻の芽衣(めい)さん(28)は、2020年12月に生まれたばかりの長女、灯(ともり)ちゃんに話し掛けた。2月11日、福島県楢葉町前原地区。2人が
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あの日、鳴り続けた半鐘 岩手・大槌に震災犠牲者の慰霊施設完成
3/1 10:36 853文字東日本大震災で甚大な被害が出た岩手県大槌町安渡地区に28日、犠牲者217人を慰霊する施設が完成した。震災当日、町消防団第2分団の越田冨士夫さん(当時57歳)は住民に避難を呼び掛けるため、半鐘を鳴らし続けて亡くなった。震災後、「元の半鐘の代わりに」と愛知県岡崎市の消防団から贈られた半鐘をつるす「半鐘
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電力逼迫、危機の1月8日 停電回避に綱渡りの調整「融通を…」
2/28 20:53深掘り 2272文字1月8日、パソコンの画面上に映る電力会社担当者らの表情には緊張の色が浮かんでいた。各電力で火力発電の燃料となる液化天然ガス(LNG)が底を突きかけており、停電の危機を回避するために全国9地区の電力会社の約20人が連日、オンラインで会議を開催。互いに電力を融通し合うぎりぎりの調整でしのいできたが、こ
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復興7原則 被災地復興と経済再生を結び付けた理由 五百旗頭氏
2/28 19:05 1921文字2011年3月の東日本大震災から2カ月後に開かれた復興構想会議第4回会合で、「復興構想7原則」が決定された。原案を作ったのは、後に財務事務次官になった佐藤慎一氏だ。同4月の旧民主党政権の閣議決定の文書も佐藤氏が起案したもので、そこに「創造的復興」という言葉が入っていた。 15人の委員たちは雄弁家で
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「分かち合い」うたった復興事業 7原則の提言は生かされたか
2/28 19:01深掘り 2477文字東日本大震災からの再生を目指し、首相の諮問機関・復興構想会議が7原則の中で示した「国民全体の連帯と分かち合い」というフレーズ。そこから導かれた復興増税などを財源とした予算が、被災地とは関係の薄い使途にも充てられ、うち7割が戻らないことが確実になった。震災から10年間で執行額が総額36・3兆円に上る
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全国どこでも補助 被災地復興予算流用 8172億円返還されず
2/28 19:00スクープ 1338文字東日本大震災の復興予算1兆円超が被災地と関係の薄い使途にも流用されていた問題で、復興庁が2013年に管轄省庁に返還を求めた23の基金事業を調べたところ、最終的に少なくとも7割に当たる約8172億円が返還されないことが明らかになった。政府が11年7月に公表した復興の基本方針に「日本経済の再生なくして
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遺された子どもたち
津波が奪った父 「2人で見た景色」探すドン底からの再起の旅
2/28 18:00 3411文字東日本大震災から3月11日で10年を迎える。毎日新聞は400人を超える震災遺児と孤児、その保護者たちにアンケートを送り、遺児と孤児181人と保護者163人から回答をもらった。それぞれの「10年」の営みが見えてくる返事を寄せてくれた遺(のこ)された子どもやその家族を記者が訪ねた。 雲一つない澄み切っ
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