OB・OGに聞く

 Sカレ参加学生の皆さん、こんにちは。関係者の皆さま、この度は10周年とのこと、誠におめでとうございます。

 第3回Sカレで優勝いたしました中京大学卒業の成田と申します。当時僕たちは木工家具のジャンルで、衣替えする靴箱というものを提案いたしました。衣替えする靴箱とは、夏場には普通の高さの靴箱ですが、可動式になっておりまして、スライドすることによって冬場に使うブーツを収納できる、高さが異なるスペースが生まれるというもので、シーズン毎に姿を変える靴箱ということで衣替えする靴箱というものを提案いたしました。

 評価いただいたポイントとして大きかったのは、実際にその靴箱を作ったということではないかなと思います。ホームセンターに閉じこもって設計図を書いて、丸一日かけて結構大きな靴箱をしっかりと作って提案いたしました。作ることによって、商品の魅力がストレートに伝わったのではないかと思います。実際に利用者の方々にその利用シーンを見せられるということは、今振返ってみると大きかったのかなと思っています。

 それと、一番最初の案出し、ここには非常に神経を使いました。新商品開発ということで、魅力的な商品であれば人気が出るかなと思うのですが、例えばドラえもんの秘密道具のように、すごく画期的で誰もが欲しがるものであれば当然人気が出ると思うのですが、実現可能性が低ければ、やはり話にならないですし、逆に実現可能性を考えてしまうと市場に既にありふれた商品であれば新しさや面白さに欠けてしまうとなってしまう。ここのジレンマに非常に苦しみました。それでもやっぱり案出しが大事だなと考え、ここには時間を掛け、メンバーと議論に議論を重ねて、市場調査に出かけたり友人にヒアリングしてニーズを確かめながら案を決めました。実際に皆さんはこれから行うと思うのですが、参考にしていただければ幸いです。

 Sカレを通じて、わたしは何より一番自分の自信につながりました。全国の大学のライバルと闘って、実際に優勝することができたことは、その後の就職活動でも大きな自信につながりましたし、社会人になっても活かされていると思います。実際にこれから皆さんも行われて、非常に大変なことがあるかと思います。でも、Sカレを通して非常に成長できますので、大変かとは思いますが、頑張ってください。応援しております。

第3期総合優勝 中京大・宮内ゼミ「ちゃき」
成田亘(株式会社A.T.brides)
谷﨑敏宏(瀧定名古屋株式会社)
藤田朋子