嗜好と文化「私のポリシー」

2017年9月4日

第78回 西上心太さん「ストライクを見逃さない」

 推理小説を読む楽しみは、奇抜なトリックや意外な展開に出合ったときの驚きとカタルシス。文庫本を読了して余韻に浸っているとき、最後のぺージに「解説」なる文章がある。本作の粗筋やミステリーのさえについての説明と、作家の履歴や作品の系譜といった内容が多い。筆者によって内容はさまざまで、これも一つの作品と言える。30代から文庫解説を数多く書いてきた書評家、西上心太さん(60)は「その小説のいいところを引き出して、熱量を感じさせる文章を心掛けている」と熱く語った。

続きを読む

過去のインタビュー

  • 第77回 北方謙三さん「友達を裏切らない」
  • 第76回 薬丸岳さん「肩書、年齢で態度を変えない」
  • 第75回 楡周平さん「無駄を恐れてはいけない」
  • 第74回 佐々木譲さん「裏口に回るな、正面から入れ」
  • 第73回 大沢在昌さん「いつか来た道は通らない」
  • 第72回 石田衣良さん「自分の好きなことをする」
  • 第71回 逢坂剛さん「ひと様に迷惑をかけない」
  • 第70回 阿刀田高「恨まない、妬まない。」
 

「嗜好と文化」企画は、毎日新聞2012年創刊140年記念事業として、JTと日本推理作家協会協力のもと毎月1回掲載します。

  • JT
  • 日本推理作家協会