嗜好と文化「私のポリシー」

2017年4月3日

第73回 大沢在昌さん「いつか来た道は通らない」

 大声に悪人なし、と昔の人は言った。腹に思いをためずに、言いたいことを率直に口に出すから、ということだろう。作家、大沢在昌さん(61)も大声の持ち主だ。しかも、屈託のない朗々たる音声を響かせ、ときにガハハと笑う。野太い声からは陽気・熱気・元気が発散され、もしかしたらフェロモンも含まれているのか、声の主の周りにはやたら人が集まる。思わず「大沢親分」と言いたくなるほど、面倒見の良さがある。ご本人は「人を楽しませることが自分の楽しみになっているだけですよ」と謙遜しているが・・・・・。

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過去のインタビュー

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  • 第71回 逢坂剛さん「ひと様に迷惑をかけない」
  • 第70回 阿刀田高「恨まない、妬まない。」
 

「嗜好と文化」企画は、毎日新聞2012年創刊140年記念事業として、JTと日本推理作家協会協力のもと毎月1回掲載します。

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